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TOEFLやIELTSよりもOETを受けるべき人とは

2022/02/01

TOEFLやIELTSよりもOETを受けるべき人とは

 
海外で働くために英語の勉強に励んでいる医療従事者の方もいらっしゃるでしょう。英語力証明のための選択肢として出てくるのがOET(英語医療テスト)です。TOEICやIELTSよりもOETを受けるべき人とはどんな人なのかについてお伝えします。
 

OET(英語医療テスト)とは

 
OETはOccupational English Testの略で、医療従事者向けの英語試験のことです。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能に分けた出題により、総合的な英語力を測定します。
母語が英語ではない医療従事者が、英語を使う現場で働くことができるかを判断するためのテストなので、内容が医療に関するトピックを中心としていることが特徴です。
 
OETには、看護士や医師のほか、栄養士や作業療法士など、対象となる職種が定められています。また、OETが認定される国も決まっており、イギリスやオーストラリア、シンガポールなど、基本的には英語圏の国となっています。アメリカは今のところ一部の州でしか認められていませんが、他でも受け入れる方針で進んでいるようです。
 

TOEFL/IELTSとOETはどちらが難しい?

 
前述のとおり、OETは医療現場で必要とされるコミュニケーションを目的としたテストです。その分野の知識が備わっている医療従事者の方はそもそも有利ですし、出題内容が限定的なので短期間での対策もしやすくなっています。自分が知識を持っている馴染みの内容だと、少しくらい知らない単語があっても推測できますし、新しく覚える時も記憶に残りやすくなります。英語を学ぶ必要性が医療現場で使うことに限られているのなら、OETに向けて勉強すると効率良く実用的な英語が身につけられるでしょう。
 
一方、TOEFLやIELTSではさまざまなジャンルの内容が出題されるため、幅広い分野に対応できる高レベルな英語力が試されます。そのためゼロから勉強を始める場合、OETに比べると点数アップに時間がかかる可能性があります。ただ、将来的に別の仕事などで英語を使う可能性があるならば、医療に特化していないTOEICやIELTSのほうが汎用性があるといえます。
 

まとめ

 
TOEIC、IELTS、OETのどれを受験するべきかは、目的や割ける時間によって変わってきます。海外で医療関係の仕事をしたい方で、勉強できる時間が限られている場合は、OETに絞って対策することも検討してみてください。LIBERTYのプライベート・レッスンでは、ひとりひとりの目標に合わせた効果的な勉強方法をご提案することができ、オーダーメイド的に効率的な英語学習が可能です。短期間で成果を出したい方におすすめです。

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