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九州大学編入にTOEFLは使える?芸術工学部の場合を解説

2022/04/01

九州大学編入にTOEFLは使える?芸術工学部の場合を解説

 
九州大学は福岡県福岡市に本部を置く国立総合大学。公立大学としては珍しく、デザイン関連の勉強ができる芸術工学部が設置されています。そこで、「九州大学編入にTOEFLは使える?芸術工学部の場合」を解説していきます。
 

九州大学芸術工学部の概要

 
九州大学の前身である九州帝国大学は、4番目の帝国大学として1911年に設立されました。医学部、工学部、農学部から始まり、現在は12の学部があります。
今回は、そのひとつ芸術工学部について見ていきましょう。
 
芸術工学部は、技能・技術を学ぶ工学に、芸術性を融合させ、総合的に学ぶことを目指して設立されました。デザインの領域に近いですね。九州大学の他に、名古屋市立大学などにも芸術工学部がありますが、公立大学数は多いとは言えません。
 
九州大学芸術工学部は、2003年、九州大学が国立単科大学の九州芸術工科大学を統合する形で設置されました。九州芸術工科大学の理念「技術の人間化」をそのまま受け継いでいます。
ランドスケープデザインやメディアコミュニケーション、デザインビジネスなど、デザイン関係の知識・技術を学べる貴重な公立大学なので、九州芸術工科大学時代と同じように全国から学生が集まってきます。
 

九州大学編入にTOEFLは使えるか

 
九州大学では一部の学部で編入制度があります。2021年度は文学部、法学部、経済学部、理学部、工学部、芸術工学部の6学部で募集していました。
芸術工学部では、学士号を取得した人や短大・専門学校を卒業した人(見込含む)が3年次に編入することができます。年度や専攻によって募集人員が異なりますが、2022年度は5つのコースでそれぞれ若干名となっています。
 
出願の際、成績証明書や推薦書と合わせて、TOEIC L&Rの成績証明書を提出しなければなりません。願書の受付締切日から過去2年以内のスコアしか認められないので注意しましょう。
今のところ、TOEFLやIELTSなど、TOEIC以外の外部試験のスコアは受け付けていません。TOEICの受験が必須条件なので、十分なスコアを持っていない人は早めに受けておくといいでしょう。どのコースも英語は独自の筆記試験が無く、TOEICのスコアで評価されます。
 
なお、新型コロナウイルスの影響でTOEIC2022年度は試験当日の午前中にTOEIC IPテストを受験することも可能になりましたが、いずれにしても基本的には事前に少しでも高いスコアを用意しておいたほうがいいでしょう。
 

まとめ

 
九州大学芸術工学部には、3DCGモデリングやバイオテクノロジーが研究できる施設も充実しています。芸術工学を学びたい人にとってはとても良い環境が整っていると言えます。
編入出願に必要なTOEICは、何度でも受験することができるので、できるだけ高得点を取得できるように早めのうちから英語学習を始めTOEIC試験を定期的に受けていきましょう。

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