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研究者育成に注力する愛媛大学医学部学士編入に必要な英語力

2022/04/01

研究者育成に注力する愛媛大学医学部学士編入に必要な英語力

 
四国の温暖な気候が魅力的な愛媛県。愛媛大学は県庁所在地の松山市街地にあり、生活の便がいいことでも人気です。今回は、愛媛大学医学部の特色と、研究者育成に注力する愛媛大学医学部学士編入に必要な英語力についてお伝えします。
 

愛媛大学医学部は地方大学では珍しい研究重視

 
「アイダイ」の愛称で地元の人々に親しまれる愛媛大学は、1949年に愛媛県松山市に開学。医学部は1973年に設置されました。本部のあるメインキャンパスは城北地区にありますが、医学部と附属病院などの医学系施設は約14km離れた重信地区にあります。
 
医学科のカリキュラム最大の特徴は、1年生からの「医科学研究」。全学生がそれぞれ希望の講座に配属され、自己学習型の研究を行います。ここで早い段階から研究の基礎を学ぶことができるのです。1年間は必修で、その後は希望によって卒業まで同じ講座に所属し続けることができます。
 
医学部は学ぶことが多いですから、論文の書き方や発表の方法を含めた基礎的なことをじっくり教えてもらえる大学はなかなかありません。初期から培ったリサーチマインドは、研究者としてはもちろん、医療現場でも役に立つことでしょう。
 
さらに、5、6年生は大学院博士課程の講義に科目履修生として参加し、単位を取得することができます。単位を先取りすることで、博士号を早く取りやすくなるという、若い研究者を育てるのに有効なシステムです。
地方医療への貢献に注力する地方大学が多い中で、愛媛大学医学部は研究者育成も重視している点が特徴と言えます。
 

愛媛大学医学部学士編入の英語試験

 
愛媛大学医学部医学科では、2年次への学士編入を募集しています。倍率は年によって変動するものの、例年10倍は超えています。
看護学部では出願時に提出したTOEIC L&Rのスコアが英語の学力検査に換算されますが、医学科では第1次選抜当日に英語の筆記試験が課されます。内容は年によって変化しますが、医学系の専門用語が含まれた文章を読んだうえで、多くの記述を求められる傾向にあるようです。試験時間は60分しかないため、ポイントを押さえて効率良く解答していく練習が必要です。
 
英語と自然科学総合問題の第1次選抜を突破すると、第2次選抜で個人面接が行われますが、第2次では第1次の得点は加味されません。そのため学力審査で上位でなくても合格できる可能性はありますが、点数が低いと足切りされてしまうので油断しないようにしましょう。
 

まとめ

 
地方大学でありながら研究者の育成に力を入れている愛媛大学医学部は、研究者を目指す学生におすすめの医学部です。研究者になると、医学系の論文や研究所を英語で読んだり、発表を英語で行ったりする機会も増えるので、早いうちに実用的な英語を学んでおくことをおすすめします。

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