社会人入試の利用でも大学院の進学に必要となる英語力の準備

社会人入試の利用でも大学院の進学に必要となる英語力の準備

 
コロナ禍により自宅時間が増え「学び」に意識を向ける社会人も増えています。そして、オンラインを利用した講座の拡大を試みる大学院も増え、より社会人が行動を起こしやすい状況となっています。今回は社会人入試の利用でも大学院の進学に必要となる英語力の準備についてお伝えします。
 

社会人大学院進学のメリット

 
社会人大学院で学ぶことで、専門性の高いスキルを身に付けたり知識を深められるためキャリアアップに役立てることが出来ると考える人も多いでしょう。
そして、外資系などでは修士の学位を応募条件とするケースもあるため、修了することで就職や転職の幅を広げてくる武器となります。
ですが、メリットはそれだけではありません。
 
大学院では座学中心の講義だけではなく、ディベートやディスカッションなど意見を述べる機会が増えます。論理的思考力などが磨かれるだけではなく、視野が広く持てるようになったりと人間的成長につながり、知識の習得以外でもキャリアアップに結び付く要素を形成していくことが可能となります。
 
また、社会人大学院では、業界や職種の異なる人々と出会うことができるため、広い人脈を築くチャンスにもなります。
 

進学後にも使える英語力習得を目指す

 
働きながら進学を目指す社会人にとって、受験科目数が少なく負担軽減につながる総合選抜型（旧AO入試）や社会人入試を検討すると思います。
その際に英語力を問われることがほとんどないからと、英語学習を疎かにしてしまうのは危険でもあります。
 
大学や大学院へ進学すると、英語は学ぶものではなく、使うものへ変化します。
学部によって使用頻度や求められるレベルは異なるかもしれませんが、新知を研究に役立てるために文献や論文を読んだり、国際的な学会発表で質問する機会もあるかもしれません。
 
講義についていくために専攻分野の復習や予習をしておくことも大切ではありますが、英語力の準備は怠らないようにしましょう。
日ごろから業務内で英語を使っている人であっても、ビジネス英語とアカデミックな英語とでは異なる部分もあるため、TOEFLやIELTS試験を活用しながら大学院で通用する英語力を強化していくのもオススメです。
 

まとめ

 
コロナ禍の影響により学びに意識を向けスキルやキャリアアップを志す社会人が増えています。知識を蓄えていくだけでなく、視野や人脈の広がりにつながるのが社会人大学院のメリットでもありますので、検討してみてはいかがでしょうか。
そして、英語は大学院進学後だけではなく、国際社会で求められているスキルでもあるため、社会人入試を考える人であっても習得に向けて勉強に励むことをオススメします。