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保育士・幼稚園教諭のスキルアップに役立つ幼保英検とは?

2022/06/02

保育士・幼稚園教諭のスキルアップに役立つ幼保英検とは?

 
日本で働く外国人が増えたことで、外国籍の園児も増加傾向にあります。園児、保護者共にコミュニケーションを図るためには言葉が大切であり、英語に無関心ではいけない状況です。今回は、保育士・幼稚園教諭のスキルアップに役立つ幼保英検とは?についてお伝えします。
 

幼保英検について

 
幼児教育・保育英語検定(幼保英検)は2019年に始まった、比較的新しい英語試験になります。その名の通り、幼稚園やこども園及び保育園の生活の中で、現場に必要な英語力に焦点をあてた英語試験になります。
 
保育活動で使われる語彙や表現、病気やケガといった緊急対応、保護者への連携といった保育園・幼稚園での現場に即したシチュエーションにおける英語力が試されることになるため、英語力だけではなく、幼児教育や保育の知識も必要となります。
 
保育現場で現在活躍している人、保育士資格取得者など、受験資格はありません。
そのため、子育て支援員として働きたいと考えている人や子供と一緒に英語教育を進めていきたいと考えている親御さんも受験することができます。
 
また、会場受験だけではなく、2020年にはオンライン受験もスタートしたため、時間の都合もつけやすく、現在のコロナ禍でも安心して受験することができます。
 

幼保英検の難易度とレベル目安

 
幼保英検は5つの級で構成される試験になります。解答はマークシート形式となっておりますが、準1級と1級は一時通過後に二次試験となる面接試験が控えています。
 
各級の難易度と英語レベルの目安については、幼児教育・保育英語検定協会の公式ホームページに掲載されているため、参照しながらお伝えします。
 
4級(Introductory)リーディング50分 推奨目安:中学初級~中級
3級(Beginner)リスニング20分/リーディング50分 推奨目安:中学卒業
2級(Intermediate)リスニング25分/リーディング50分 推奨目安:高校中級~高校卒業
準1級(Advanced)リスニング30分/リーディング+ライティング50分 二次試験10分
推奨目安:大学中級
1級(Proficiency)リスニング30分/リーディング+ライティング50分 二次試験20分
推奨目安:大学上級
 
準1級から非英語圏の幼児教育で活躍可能レベルとされているため、インターナショナルスクールやプリスクールでの就活に役立てたいという方は、準1級以上の取得を目標とすると良いでしょう。
 

まとめ

 
早期英語教育が注目を浴び、英語を学び始める子供の低年齢化も目立つようになってきています。保育者が英語を身に付けていることで、就職に役立つだけではなく、子供にとっても保護者にとっても安心した環境を提供することが可能となるため、保育者としてのスキルアップにつながります。まだまだ知名度の高くない幼保英検ですが、幼児教育の現場において必要な英語知識を身に付けることもできますので、活用してみてはいかがでしょうか。

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