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英会話から始めると英語力が伸びるは本当?語学学習の不思議

2023/04/01

英会話スクールなど「話す」を主体とする学習方法が英語力を伸ばすきっかけになるといった情報を耳にすることも多いのですが、その学習方法が正しいのか疑問を抱く方も多いことでしょう。今回は、英会話から始めると英語力が伸びるは本当?語学学習の不思議についてお伝えします。
 

英会話から始めると英語力が伸びるは本当?

 
英語はコミュニケーションツールであるため、対面する外国人と会話ができることによって、その能力を発揮することになります。相手の意思を理解したり、自分の意見を伝えるなど、言葉にして共感を得ることがコミュニケーションを図ることになります。従って、英会話ができなければ、英語で仕事をしたり、異文化交流することは困難と言えるでしょう。
 
そのため、英会話から始める英語学習といった風習が日本には根強く残っており、駅前留学などの英語学校が流行ったように、「話す」学習から始めることで、英語力が伸びるという感覚を持っている方は少なくはありません。
 
確かに、話す機会を増やすことで英語を話せる様になる可能性はあります。
ただし、英語を話すためには、単語や文法を覚え、正しく構造を構築する必要性があるため、最初から英会話からスタートすると躓く方が多い傾向にもあるのです。
 
ですので、インプット量も大切ですが、そのインプットした情報をどう組み立てるのかを正しく理解していなければ、英会話になると言葉が出てこないという状況にも陥りやすいので、英会話から初めても絶対的に英語力が伸びるには繋がらないため注意しましょう。
 

語学学習の不思議

 
幼いころから日本語に親しんできたことで、小学校に入るまでに日本語を話せる日本人が多い様に、英語を話すアメリカ人の子供が小学校に入るまでに英語を話せる様に、習うではなく、体で覚えていく語学学習があるのも事実です。
 
目や耳で覚えていく語学が母国語でもあるため、日本人は日本語・アメリカ人は英語など、その国の言葉に幼い頃から、ふれてきた時間が長ければ、特に意識せずとも語学の基礎が身に付きます。たとえ間違っても、両親や教師が直してくれるため意識せずとも正しく使えるようになっていきます。
 
では、幼いころから英語にふれることのできた日本人は英語をマスターできるのか?
これは、YESでもあり、NOでもあるのです。
 
例えば、英会話スクールに通っていたけれど、様々な理由で途中で止めてしまった場合には、英語を流暢に話せるまで成長させられないケースは非常に多くなります。
しかし、ご家庭内でも英語を話す機会が多いケースやアメリカンスクールに通うなど、英語にふれる時間が長い状況を意識的に作り出すことで、英語をマスターできる可能性を高めることはできます。
 
英会話から始めて英語力がアップするというのは、英語の構造への理解力であったり、日頃から使い慣らされる環境にあることが大切なのです。
 
そのため、高校生や大人が英会話から始めたとしても、英語をマスターするのは難しいと言えます。従って、英語の基礎構造からしっかりと学び、理解していくことが最短距離で英語習得に近付けるヒントでもあるのです。
 

まとめ

 
英会話は、英語を話す上では非常に大切な学習になります。
しかし、英会話から始めたからといって英語が話せる様になる訳ではありません。
インプットした情報をアウトプットするには、正しい英語の構造や規則を体型的に理解しなければなりません。幼いころから英語に触れている子供たちは、そういった概念などを理解しながら成長していることもあり、話せる様になっていくケースはあります。
ですが、高校生や大学生に社会人になってから、英会話から始めると日本語と英語の違いに戸惑い、英語が難しいと感じてしまう事が多々あります。正しい順序で学び、理解しなければ英語を使いこなすのが困難であることを知りましょう。

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