小学・中学・高校教師に求める実用レベルの英語力アップは必須

これから英語教員として働きたいと考えている学生は、英語力のアップも非常に重要となります。特に実用レベル・社会に出て通用する英語力を養わせるための授業は難易度も高いものです。今回は、小学・中学・高校教師に求める実用レベルの英語力アップは必須についてお伝えします。
 

英語教育の変化で教師の授業スタイルも変化

 
グローバル化が進み、日本人にとっても英語習得は課題とされています。
そのこともあり、英語が小学校3年生から科目として導入されることになり、教師も英語指導能力の向上が必要となっています。
 
初めて英語を習う学生も多いため、小学校の教師の役割は非常に重要でもあります。
通常中学校から始まっていた英語科目は、英語を担当する教員が教鞭を振るっていますが、小学校では担任となる教員が国語・数学などの全ての教科を受け持っているため、英語も小学校の担任が教える事となります。
 
そのため、英語を主体として勉強してきた教師ではないため、上手に英語を教えられるか不安という方も少なくはない状況なのです。従って、これから小学校の教師を目指す学生は、英語力もしっかりと身に付けていかなければならないのです。
 

中学・高校教師に求められる英語力

 
中学・高校でも英語学習への取り組みが文法などの学習だけでなく、英語での実践形式のディベートやディスカッションといったプログラムを行える英語力を養わせるための授業も増え、英語を覚えるではなく英語を使うことへ意識を向けた授業への対策が求められています。
 
ここで、教師が気にしなければならないポイントは、恥ずかしくて話せない。失敗しても間違いではあるが、気を落とさない様に仕向けなければなりません。語学は、失敗して成長する授業でもあるため、〇×だけで成果を求めてはいけません。
 
そういった失敗から正す英語学習・英会話に取り組ませていくのも、教師の役目となることでしょう。これからの時代英語能力が備わっている人材の方が、有利に社会経験を積んでいける可能性が高いとされていることもあり、教師に求められるレベルも必然的に高いモノが求められることになるでしょう。
 

まとめ

 
教育改革により学校の英語科目は、より実践的な高い英語力を養える学習指導要領へと変わり、英語習得への目標が掲げられています。
そのこともあり、英語を教えることへ不安を感じる小学校の先生や、これから学校の教師を目指している学生にとっても、実践レベルの英語を使え、教えられなければなりません。教師自身も高い英語力が求められていますので、英語力アップは必須となるため、しっかりと自身の英語力を伸ばしていきましょう。