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国立教育政策研究所が発表した全国学力調査によって、日本の中学3年生の英語のスピーキングテストの結果で6割の学生が0点といった結果でした。このままではヤバい！と考える学生も多いことでしょう。今回は、どうしよう！英語を話せない！高校からでも取り戻せる英語力についてお伝えします。
令和5年度の全国学力調査の結果で最も驚かれているのが、英語のスピーキングテストで、6割の学生が0点だったということです。
参照：令和5年度 全国学力・学習状況調査の結果について
https://www.nier.go.jp/23chousakekkahoukoku/report/data/23summary.pdf
問題数が5問しかなかったからといったことも正答率が低くなる要因でもありますが、問題自体の把握ができないことや、自分で何を回答すれば良いのか分からないなど、言語の違いがこれほど、学生の発言に制限を持たせていることに気が付いたという方も多いことでしょう。
仮に、日本語で質問されていれば、回答できる学生は多いでしょうが、英語となると単語が分からないと何を聞かれているのか把握できないなど、問題が山積みと見られますが、実際には、中高校に入学してからでも英語力を向上させる方法はあります。
スピーキングで0点だったことで、英語への苦手意識を募らせてしまった学生も中に入るでしょうが、そこから、気持ちを切り替えなければいけません。
要は、学校や塾で習った英語学習では、英語が話せるようにはならないという、経験を積んだので、どうすれば英語を話せるようになるのか考えるべきなのです。
まず、英語を急に聞いたとしても、相手が何を話しているのか把握することはできませんし、知らない単語が出てくれば何を話しているのかも理解できません。単語や文法を暗記するだけでも英語ができるようにはならないのです。
まず大事なのは、英語の構造や規則を理解して英語の基礎力を養わなければなりません。
この言葉の基盤を理解しなければ、言葉を操るのは困難となります。中学生は、特にこのルールを知らずに英語学習と向き合っている傾向にあるのです。
そして、次に大事なのが語彙力です。英語を構築するにも、聞くにも語彙数が少なければ、相手の意図を把握できませんし、自身の気持ちを言葉で表現が出来ませんので、語彙力を増やすことも大切です。
そして、スピーキング能力は、聞くと話すが瞬時に切り替わる難易度の高い技能となるため、トレーニングが必要です。英語の聞き取りや話す事が流暢に行えるようになるには、練習しなければ上達しませんので、失敗しても何度も会話を行いましょう。
中学生は、英語のスピーキングが苦手といった結果が出てしまいましたが、そこで、英語への苦手意識が強まってしまい、英語習得を早い段階で諦めてしまうと、将来的に大学受験や就職後に苦労することにもなるでしょう。従って、高校からでも、英語との向き合い方を変えていくことが重要です。話せる英語・実用性のある英語力を身に付ける英語学習に取り組んでいくことをおすすめします。
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