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TOEFL英語試験内容の変更。試験問題の対策ポイント

2024/02/01

TOEFL英語試験内容の変更。試験問題の対策ポイント

 
大学進学や海外留学で活用できるTOEFL iBT試験ですが、2023年に形式の変更がありました。問題内容にも変更があり、変更内容を知っておくことで対策も立てやすくなります。今回は、TOEFL英語試験内容の変更。試験問題の対策ポイントについてお伝えします。
 

TOEFL iBT試験の大きな変更点

 
変更された大きな箇所は4つ。
まずは、変更点についてみてみましょう。
 
・短くなった試験時間
リーディング:54分~72分→35分、リスニング:41~57分→36分、スピーキング17分→16分、ライティング50分→29分、休憩時間:有→無へと変更になり、試験中のナビゲーションが簡潔かつ合理的となったため、トータル約3時間だった拘束時間が、約2時間に変わったのは受験者にとって大きな変更点。
TOEFLの試験時間は長く、集中力の維持が課題となっていた受験者も少なくはなかったため、受験者にとっての負担は軽減されます。
 
・ダミー問題の廃止
TOEFLにはリーディングセクションとリスニングセクションにダミー問題がありました。ダミー問題が廃止されたことで、スコアに結ぶつく問題に全力をぶつけることができるため、受験者の負担はかなり軽くなったと言えます。
 
・リーディングセクション
ダミー問題を含むと最大4つとなっていたパッセージが2つに変更されました。1パッセージあたりの問題数は10問と変わりがなく、試験時間は35分に短縮。集中力を保ちながら試験に臨みやすくなったと言えます。
 
・ライティングセクション
ライティングセクションでは出題形式:Independent task 1問(30分)/Integrated tasks 3問(20分)→Academic Discussion task 1問(10分)/ Integrated tasks 1問(20分)に変更。Academic Discussion taskは、教授と学生のやり取りを読み、自分の意見を回答していくものになります。
 

試験対策のポイント

 
リーディングセクションでは、問題数が減ったと喜びたいところなのですが、ダミーが廃止されたことにより、1問あたりの配点が高くなると予想されます。
また、3パッセージ(ダミーがない場合)54分だったの試験時間が、2パッセージ35分となったため、単純計算で使える時間が30秒減ってしまうことになるのです。
 
さらに、ライティングセクションでは、10分で教授と学生のやり取りを読み、回答しなければならず、速読力と読解力が要求されるため、リーディング力の向上がポイントになります。
そして、論理的に組み立てられた意見が必要となるため、自身の意見を論理的に伝える思考を養いつつ、英語で組み立てられるように練習を重ねておくことも大切となります。
 

まとめ

 
TOEFL iBT試験に変更が入り、試験時間が短くなったことで受験者の負担が軽くなったと言えますが、アカデミックな英語力と高い英語レベルが要求されることに変わりはありません。そして、今まで以上にリーディングスキルがポイントになってくるため、対策を立てた学習も必要となります。
 
そして、そもそも英語を日本語に置き換えるといった英語の捉え方であったり、英文法の理解が乏しければ、時間が掛かりすぎてしまいスコアを伸ばすことができません。
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