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英語検定試験のTOEFL・IELTS・TOEICの選び方

2019/05/24

英語検定試験のTOEFL・IELTS・TOEICの選び方

グローバル化が進む現代において、ますます重要視される英語力を測る指標の一つが英語検定試験です。

TOEFL・IELTS・TOEICといった試験の選び方は、ひいては人生の選択に影響を及ぼすことにもなります。今回は、英語検定試験の特徴についてお伝えします。

 

日本で効果的な英語検定試験

日本の学校教育の改革が推し進められ、グローバル社会で取り残されないためにも、日本人が苦手とする語学力、特に英語力を向上させることを目的に教育に変革が起きています。

 

特に今までの日本における英語教育では、「リーディング」と「ライティング」が主軸を担ってきましたが、コミュニケーション能力に必要な「読む(リーディング)」「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「書く(ライティング)」の4技能すべてを評価していく教育へと方針が変わることが発表されました。それに伴い学生には英語検定試験への取り組みが求められるようになりました。

 

まず、日本国内で有効とされており知名度が高い英語検定試験は、TOEICと英検(実用英語技能検定)になります。

日本人にとってはTOEFLやIELTSで高得点を獲得するのは困難だということもあり、高校や大学進学の推薦・AO入試でアピールするためには英検やTOEICのスコアを利用することが最も一般的です。また、就職活動など企業へ提出する資料としても利用できるということもあり、海外留学を目指さない学生はTOEICや英検を受験されることが多い傾向となっています。

 

海外留学に有効な資格

TOEICは日本国内では英語力を証明するテストとしての役割を果たしているのですが、国際的な認知度が低いため、海外留学を目指されている場合はあまり役に立ちません。つまり、就職や転職、昇進など、日本国内で英語力を証明するためだけの方に選ばれているのがTOEICとなっています。

 

一方で、海外留学に焦点を合わせた英語検定試験はTOEFLやIELTSが一般的になります。

これらのテストでは4技能の「Listening」「Reading」「Speaking」「Writing」のスキルが求められているため、包括的な英語力が試されていることもあり日本人にはとても難易度が高いテストとされています。

しかしながら、海外への留学を目指されている場合では受験が必要となり、留学先の選択肢を増やすためにも、ハイスコアの獲得が重要です。

 

TOEFLは英語圏を中心に主にアメリカの大学出願で必要となる英語資格になります。

リスニング音声に登場する会話は、講義での会話や講義のディスカッションに日常会話など専門的なテーマも含まれるので、Critical Thinking力がとても重要になります。

 

IELTSも4技能の試験になります。

主にイギリスやオーストラリアへの留学や移住を希望する場合は、TOEFLではなくIELTSのスコアが求められます。

IELTSは、世界の受験者数がTOEFLよりも多く、アカデミック・モジュールと呼ばれる海外留学や進学に適応している試験と、ジェネラル・トレーニング・モジュールと呼ばれる移住審査を受ける際に、提出が必要となる英語力を測るテストの2種類に分けられます。

 

まとめ

国内での受験人数が多い英検やTOEICといった国内で有効となる試験だけでなく、海外留学を希望する場合にスコアが必要となるTOEFL・IELTSといったケースによって使い分けなければなりません。

グローバルな社会を勝ち抜いていくためには、リーディングとリスニングといった限定的な英語力ではなく、しっかりとライティングとスピーキングというアウトプットを含めた4技能の習得が重要なポイントとなります。実際に海外に進学・移住されてからも通用するコミュニケーション能力を高めるためにもTOEFL・IELTSでのスコアアップを目指すことをオススメします。

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