英語学習者へのエール

LIBERTY修了生(現役東京大学生)監修記事

大学が全額負担してくれる?高い学費も怖くない「奨学金」

2019/11/11

大学が全額負担してくれる?高い学費も怖くない「奨学金」(3min read)

 

こんにちは!

 

今回は奨学金のお話をします。

 

普段耳にすることの少ない海外留学のための奨学金。いざ調べようとなると、種類がありすぎて困ったことありませんか?

 

この記事では、そんなあなたのためにアメリカの大学の奨学金制度をまとめています!

 

まとめ

・大学から支給される奨学金

・給付型の奨学金はNeed-BasedとMerit-Basedの2種類

・返済型の奨学金は留学生の申請はできない

 

✔大学から支給される奨学金

前回の記事で説明した通り、アメリカの大学の学費は平均で500万円と、とても普通の家庭で払える金額ではありません。

しかし、アメリカ人の実に7割が大学に通っています。では、彼らはどうやって学費を払っているのでしょうか。

 

彼らは多くの場合「奨学金」を申請し、学費を部分的にあるいは全額を大学側に負担してもらうことで通えている場合が多いです。加えて学生ローンなどの制度も存在しています。実は米国学生の50%が卒業時に学生ローンの返済義務を抱えているとも言われており、社会問題にもなっています。

また、名門大学の中でもカリフォルニア大学系やミシガン大学のような州立大学の場合、州民を優遇する制度が存在し、州民は他の地域から来た学生の1/3ほどの学費で通うことができます。

 

羨ましいと思ったあなた。「大学から支給される奨学金」はアメリカ人だけが得られる恩恵ではありません。留学生にも十分チャンスはあります。大学の奨学金の種類には、「給付型」と「返済型」の2種類があります。

 

「給付型」の奨学金 — Financial Aid (Need-Based Scholarship), Merit-Based Scholarship

「返済型」の奨学金 — Student Loan, Work Study

 

このように、様々なタイプの奨学金が存在します。それぞれについて解説していきましょう。

 

✔給付型の奨学金はNeed-BasedとMerit-Basedの2種類

Financial Aid (Need-Based Scholarship) とは、家庭の経済状況に合わせて支給される奨学金です。Financial Aidと言った場合は、純粋に経済状況に基づいている場合が多いですが、Need-Based Scholarshipと言った場合には、加えてGPA (高校の成績を指標化したもの) やTOEFL・SATの点数が優秀なことが要求される場合が多いです。

デメリットとしては、提出にかなり複雑な申請プロセスを経なければならず、提出書類や記入項目も多いため、申請がかなり大変という側面があります。しかし、特にFinancial Aidと言った場合には、比較的緩めの基準で足りない学費を補ってくれるケースが多く、場合によっては4年間の間、全額補助してくれるケースも存在します。

 

Merit-Based Scholarshipは、高校で優秀な成績を収めた、TOEFL・SATのスコアが高い、運動・音楽などの特技でずば抜けた才能を持っているなどの条件を満たした際に認められる奨学金です。支給額はまちまちですが、10,000ドル程度から全額支給まで様々です。

 

なお、奨学金を申請する際は、SATを運営しているCollege Boardが「CSS Profile」というサービスを展開。一度の記入で複数の大学に同時に奨学金の申請を行うことができます。奨学金申請をするときは、ぜひ活用してみましょう。

https://cssprofile.collegeboard.org

 

✔返済型の奨学金は留学生の申請はできない

返済型の奨学金には、Student LoanとWork Studyの2種類があります。ただし、これらの奨学金は留学生の申請はできません。また仮に申請することができたとしても、おすすめできない理由があります。

 

Student Loanに関して言えば、米国の大学生の実に半分が利用している学生ローン制度ですが、卒業するまでにローンが膨れ上がり、多くの学生が卒業後に何年も借金に苦しむという構造ができてしまっています。この「ローン地獄問題」は、その規模の大きさから社会問題になっています。わざわざこのようなローン地獄に巻き込まれるリスクは取らないほうがいいでしょう。

 

Work Studyは勉強しながら、空いた時間で大学のキャンパス内で割り振られた仕事をこなし、その報酬として授業料等を支給してもらう制度です。

ただ、この制度もあまりおすすめできません。というのも、アメリカでは多くの学生は大学の授業のスピード感についていくのがやっとであり、「勉強の合間にバイト…」といったことが簡単にできないほど時間が切り詰められているからです。

 

まとめ

・大学からも奨学金がもらえる

・給付型の奨学金はNeed-BasedとMerit-Basedの2種類

・返済型の奨学金は申請不可

 

 

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