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海外ドラマや洋画になると英語の意味が理解できなくなる理由

2021/04/03

海外ドラマや洋画になると英語の意味が理解できなくなる理由

 
英語時間を作る学習方法として用いられる海外ドラマや海外映画の視聴ですが、日常英会話レベルがある程度備わっている人でも、字幕なしでは聞き取れない、意味を理解できないという人も意外にいるのです。英語力のどこに問題があるのか理由についてお伝えします。
 

リスニング力の問題

 
ネイティブの英語は、教科や試験で耳にしてきた英語とは異なる要素があります。
学校で教わる英語というのは比較的ゆっくりめで発音も綺麗なのに対して、ネイティブの英語は話すスピードが速くリダクションやリエゾンの変化も激しいという傾向にあります。
 
また、ノンネイティブの操る英語もネイティブと比べてしまうと聞き取りやすいため、フィリピン講師とのオンライン英会話などで英語を耳にして聞き取れているという方でも、ネイティブの英語になると聞き取りづらいと感じるシーンが増えたり、英語圏によっては独特な発音を用いる、いわゆる訛りというものが存在するため多少の違和感や、妙に感じることもあります。
 

イディオムやスラング

 
日本でも朝飯前なんて言葉を使用したり、比喩表現を用いたりすることがあります。
一つ一つの単語を理解していても直訳してしまうと「朝 ごはん 前」となってしまうため文章内で意味を把握することが難しくなります。
また、日本でいうところの「ドン引き」「めっちゃ」などの俗語やスラング言葉も海外ドラマなどでは使用されることが多く、教科として学んだだけでは得られない英語知識が必要となります。
 
試験を対象とした英語学習に励む日本人は単語の意味やフレーズや表現といった語彙は低い方ではないと言えますが、イディオムやスラングの知識がなければ正確に英語の意味を理解することもできませんし、皮肉で言っているのか、善意で言っているのかという感情を察することもできないのです。
 

まとめ

 
海外ドラマや洋画になると意味が理解できなくなるのは、教科としての英語を学んできたことが影響していると言えます。
教科書通りの丁寧な言葉でも十分伝わるため、英語レベルが低い方はスラングやイディオムを勉強する前に使える英語力を向上させることが大切ではありますが、ある程度の英語レベルが備わっており日常英会話で外国の方と交流して友人関係まで親交を深めたいという方は、ネイティブスピードの英語に慣れる学習に励んだり、隙間時間にスラングやイディオムの知識を深めても良いでしょう。
そして、ネイティブ英語に慣れる学習として、海外ドラマ視聴や海外映画視聴が役立つ勉強方法でもあると言えるのです。

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