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海外駐在の人材として選抜されるための英語力とアピール

2021/05/03

海外駐在の人材として選抜されるための英語力とアピール

 
海外駐在を経験することで昇給やキャリアアップのチャンスを掴むことが出来ます。しかし、誰でも選抜されるというわけでもなく、語学力だけが重要視されるわけでもありません。今回は、海外駐在の人材として選ばれるための英語力とアピール力についてお伝えします。
 

駐在員に理想的な英語レベル

 
駐在に求める英語レベルは企業によって異なりますが、TOEIC試験を要件、もしくは参考としている企業も多い状況です。TOEIC試験は就職の際に募集要項とされているため、受験してスコアが十分という方もいますが、受験したことがない方は、強制でなくても英語力を示す手段として受けておくと良いでしょう。また、受験経験者であっても、英語力向上に前向きな姿勢のアピールにつながるため、定期的にTOEIC試験に挑んだり、英語力に磨きを掛けるためにTOEFLや英検といった英語民間試験を利用するのがオススメです。
 
そして業務内で英語を使用している人であれば、テストを対象とした英語力と実践で必要な英語力の違いを身に感じていることでしょうが、さらに海外駐在となると役職に付くことも多く、現地の人材と英語でコミュニケーションを図りながら、仕事を任せ統率していき、リスク管理を行いマネジメントしていかなければなりません。
 
そのため、国内業務の英語使用がメールでのやり取りがメインであったり、たまの海外との会議への参加といった英語の使用頻度が少なく対話経験が少ないと、海外駐在では苦戦することとなりますので、試験でスコアしか取れない使えない英語力ではなく、仕事を円滑に回すことのできる生きた英語力向上を目指していかなければなりません。
 

アピールする必要性

 
ただ英語力を示すために試験を受けるだけでは、会社にとって海外駐在させる人員としてメリットがあることを伝えることはできず候補に入ることはできません。
 
語学力があっても仕事が出来なければ意味がないため、まずは国内で成果を上げることが重要です。達成率や改善率など、個人の成績が数値化できる要素があるのであれば、目標を持って取り組み、数字で示すことが出来ない場合はプロジェクトに参加するなど積極的に意欲を示していくことが大切になります。
 
そして、マネジメント力を鍛えるために人材育成に関わる業務に携わり、経験を積むと良いでしょう。
 
特に会社規模が大きくなればなるほどライバルは増えていくため、アピールできない状況であれば埋もれてしまいます。仕事ができるというアピールだけではなく、なぜ海外駐在を行いたいのか、そのためにどう準備を行ってきたのか、しっかりと強い意志を主張できるようにしておくことも大事なポイントになります。
 

まとめ

 
海外駐在に必要な英語力は、相手の意思を汲み取ることができ、自分の意見を伝えられる英語力です。そのため、試験にしか対応できない柔軟性のない英語力や、仕事を進行できない日常英会話レベルでは、心もとないと言えるため、国内にいる間に英語レベルを高めながら、海外取引や商談といった外国との関わるシーンで積極的に参加するようにしましょう。そして、外資系といった英語レベルが高い企業では英語力が武器にならない可能性もあるため、仕事の成果、海外駐在に取り組みたい意思を明確にしてアピールしていくことも大切にしていきましょう。

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