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海外渡航の経験がないから英語ができないは通用しない

2021/06/02

海外渡航の経験がないから英語ができないは通用しない

 
日本では英語に触れる時間が足りず、英語を習得するためには語学留学などの海外経験が必要である。海外渡航をすれば英語を話せるようになると、未だに勘違いをしている日本人もいます。果たして日本は英語を習得する環境に恵まれていないのか考えてみましょう。
 

英語が話せないは環境のせい?

 
日本は公用語を英語として扱うこともなく、日本に住んでいる間は日本語だけでも暮らすことのできる環境であるため、両親が外国の方、職場での英語対応が求められているといったことがなければ、日常で英語に接触する機会というのは少ない状態です。
そのため、英語を見聞きしアウトプットする環境の少なさが、英語が上達できない理由として挙げられるケースも多々あります。
 
確かに英語を習得するために英語時間は必要となり、海外に行けば英語が生活するための必須言語になるため習得への熱量が異なるなどといった理由から、英語を身に付けるなら語学留学といった思考に行きつくかもしれません。
 
しかし、日本国内で英語は習得できない。海外に行けば英語が身に付くといった考えは非常にナンセンスであり、海外の地というだけに英語力向上を託すような渡航では語学力向上は期待できないでしょう。
 

国内でも英語習得は可能

 
各々質はありますが、問題集や参考書。英会話スクールにオンライン英会話。YouTubeでの英語学習動画にスマホ無料学習アプリ。さらに地域が運営する外国人との交流イベントやグットウィルガイドへの参加といった方法で対面での交流も行えますし、ネットが通じる環境にいればSNSでの外国人との英会話を行うことも可能になり、挙げればきりがないという程に英語を学ぶ環境は充実していると言えます。
 
そのため英語時間を自主的に作り出し、英語の習慣化に成功している人は、日本国内でも英語習得という目標を達成できるのです。
 
日本国内で行動を起こせなかった人が、海外という環境に身を置くことで急に性格ががらりと変わるかのように英語習得にのめり込むというのは難しくもあり、英語の基礎知識がなく英語で話すという行為に耐性がなければ、失敗する度に心が折れてしまい帰りたいという気持ちが勝ってしまいます。
 
そのため、語学向上目的の海外渡航は、英語をマスターするという気持ちよりも、あくまで今ある英語力のレベルアップを図るためのものとして挑戦するのがオススメです。
 

まとめ

 
海外へ赴いたとしても英語力が身に付くわけではありません。
特に英語学習歴の浅い方は幻想を抱きやすくもあるため、英語を学ぶこと、英語で会話するというのはどういったものなのか、国内で経験を積み疑似体験をすると良いでしょう。
そうすることで、日常英会話の範囲や習慣化の重要性も分かりますし、必要なListening/Speaking/Reading/Writingのスキルレベルも掴めてきますので、まずは海外挑戦するための武器を備えるという意識を持って国内で英語力向上を図りましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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