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海外看護師登録の英語力証明。IELTSとOETの比較

2022/06/01

海外看護師登録の英語力証明。IELTSとOETの比較

 
海外で看護師として働くためには、看護師登録するために当該国の条件をクリアしなければなりません。その際に英語力の証明として英語試験を活用することになります。今回はイギリスやオーストラリアで活用できるIELTSとOETの比較についてお伝えします。
 

IELTS、OETで求められる英語の違い

 
IELTSは世界でも広く知られ、ビザ申請、海外大学進学の際の英語力の証明としても活用できる試験になります。リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング4技能を測定可能な試験となるため、英語の総合力を試されるテストです。
IELTSはアカデミックモジュールと、ジェネラルモジュールの二つに分かれ、ジェネラルモジュールは移民を対象とした英語力の評価を目的として実施されることが主です。そのため、大学入学といった教育機関への進学ではなく、仕事や日常といった一般的な英語力の判定に用いられます。
アカデミックモジュールは英語圏での大学・大学院進学においての英語力証明として施行されます。そして、看護師資格の申請において必要となるのは、アカデミックモジュールの試験になります。
 
OETは医療に携わる人々を対象として作成された医療英語中心の試験になります。医療現場で使用する語彙や英語知識に関する問題だけが出題されるわけではなく、職務において実際に起こり得る状況が題材とされるため、語学力だけではなく医療知識も必要となってきます。
 

IELTSとOETの比較

 
IELTSは英語力を測るのに対して、OETは医療に関連した英語力を測ることが出来ます。
そして、一般的にOETよりもIELTSの方が難しいとされていますが、今までアカデミックな英語をベースに勉強してきた人にとってはIELTSの方がスコアを伸ばしやすいと感じることもあります。
 
また、OET受験のネックとなるのが受験料です。
IELTSの受験料が25,380円に対してOETの受験料はおおよそ倍になります。
英語力に自信のない状況で受験するには勇気がいる試験でもあります。
 
そのため、OETより開催回数が多く、受験料の安いIELTSで英語力だけに焦点を当てた学習を行い、英語力が仕上がって来たら英語力と専門知識が必要となるOETに切り替えて勉強するのが良いでしょう。
 

まとめ

 
IELTSはOETより難しいとされていたり、早く医療英語を身に付けたいという考えからOETを選択しがちですが、英語の基本的な能力がなければOETも難しい試験と感じるでしょう。そのため、まずはIELTSで6.0以上のスコアを目指しつつ、目標をクリアした後にOETに切り替えるのがオススメです。

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