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世界大学ランキングでも上位に位置し、マギル大学やブリティッシュコロンビア大学とカナダ国内での首位を争う州立の総合大学がトロント大学です。今回は、カナダ留学。トロント大学の偏差値と入学に必要となるIELTSスコアについてお伝えします。
トロント大学は1827年にカナダ最大都市となるオンタリオ州トロントに創立された国内トップの州立総合大学となります。もともとは、イギリス王室許可により設立されたキングカレッジで、生活・勉強の場を提供するイギリスのカレッジ制を採用している事でも有名です。
また、寄付金による北米トップクラスの研究予算費用、最先端の研究施設を有し、バイオテクノロジーや医学分野において世界的に貢献している大学でもあります。
トロント大学のキャンパスは、トロント中心に位置するセント・ジョージア、コンパクトで学生交流のしやすさが魅力のミシサガ、職業体験プログラムco-opプログラムを設置しているスカボロがあります。
トロント大学の学部には、人文・社会学科、物理・数理科学、生命科学、ビジネス・マネジメントなどがあり、提供しているプログラムも数百に及びますが、どのプログラムにおいてもレベルが高いものになります。その中でも特に世界的に評価され強みとしている学科にコンピュータサイエンス、情報マネジメント、医学、物理、教育など挙げられ、MBA取得のビジネススクールRotman School of Management(ロットマンスクール・オブ・マネジメント)も定評があります。
カナダの大学は偏差値で表すことはできませんが、GPAや日本大学との比較で難易度について見ていきましょう。
トロント大学は2022年世界大学ランキング(Times Higher Education)では18位、QS世界大学ランキング2023年では34位にランクインしています。QS世界大学ランキングにおいて近しい日本大学は36位の京都大学になります。ランキングの評価基準から必ずしも同等の偏差値とは言えませんが、京都大学の偏差値は60~72.5となるため、一つの目安として勉学に励むことができます。全ての学部で必要な成績を公表しているわけではありませんが、GPAは3.7以上が最低でも必要と考えておきましょう。
そして、直接進学に必要となるIELTSスコアは6.5以上。TOEFLですと100点以上が条件となります。成績条件を満たしているが英語力が足りない場合には条件付き入学となり、トロント大学付属の英語学校に通うことになります。
世界大学ランキング、国内ランキングでも上位常連校となるトロント大学には、世界最高水準の研究施設と教育環境を求めて各国から優秀な成績の学生が集まります。
英語力に関して条件が満たせない場合には仮合格となりESLへの修学が必要となりますが、IELTS6.5以上は正しい学習を行うことで国内でも狙えるスコアになります。
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