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ウエストミンスター大学の偏差値と進学に必要なIELTSスコア

2023/04/01

4つのキャンパスのうち3つをロンドンに構え都市型大学となるウエストミンスター大学は、職業教育に力を入れている大学の一つです。今回は、イギリス留学。ウエストミンスター大学の偏差値と進学に必要なIELTSスコアについてお伝えします。
 

ウエストミンスター大学の特徴

 
ウエストミンスター大学(University of Westminster)は、1838年に設立された英国で初となるポリテック(王立科学技術学院)が前身。1992年に正式に歴史ある国立大学です。
ポリテックであった歴史的背景もあり、キャリアの可能性を広げられる実学教育に力を入れており、職業につながるスキルを学ぶモジュール時間を長めに確保しているのが特徴です。また、現地企業との連携も強く、公的機関から美術館といった幅広い職種からインターンシップを希望することができ、キャリアを意識したイギリスへの海外留学を希望する人にとっては候補として考えられる大学の一つです。
 
ウエストミンスター大学で学べる分野は、歴史、アートデザイン、生物科学、バイオメディカルサイエンス、栄養学、犯罪社会学、政治国際関係学、心理学、法学、建築学、経営学、会計学、マーケティングマネジメント、コンピューターサイエンス、データーサイエンス、ファッション、メディアコミュニケーション、映画学など多岐に渡ります。
大学の知名度を上げたメディア、ファッション・デザインは人気が高く、メディアコミュニケーション、建築学、政治学なども強みとしている専攻として挙げられます。
 

ウエストミンスター大学の偏差値と進学に必要なIELTSスコア

 
ウエストミンスター大学はQS世界大学ランキング2023で701位-750位にランクインしています。イギリス大学のレベルを偏差値で表すことはできませんが、同一順位には鹿児島大学、立命館大学、徳島大学、東京農工大学、首都大学東京がランクインしているため、一つの目安とすると良いでしょう。
 
そして、直接進学で必要となる最低IELTSスコアは6.0以上(各セクション5.5未満なし)、TOEFL iBTですと78点(リスニング・ライティング最低 17 点、リーディング18点、スピーキング20点)となります。日本の高校卒業後に入学要件が満たせない場合にはファウンデーションコースを経由することになりますが、IELTSスコアは最低5.5以上が求められます。
 

まとめ

 
職業教育に力を入れ、ファッションデザイナー、建築家、ミュージシャンなど、あらゆる分野で世界的に活躍する人材を輩出しているウエストミンスター大学へ進学するためにはIELTS6.0以上が必要となります。
 
進学後にはスコア以上の高度かつアカデミックな英語力が必要となり、人気の専攻になると倍率も大幅に上がりますので、入学条件となるスコアのボーダーを目標とするのではなく、満点に近いスコアが狙えるような実力のレベルアップに励みましょう。

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