英語学習者へのエール

LIBERTY修了生(現役東京大学生)監修記事

これだけは押さえておけ!東大生が教えるアメリカ留学に重要なもの ① 申請書類

2019/10/08

こんにちは!

 

今回は、アメリカの大学に申請するにあたって重要な「申請書類」「学費補助」「ビザ」のお話です!

 

「アメリカ留学ってなんだか複雑そうで、いいや」なんて思っている方、そんなあなたのために作りました!

 

「面倒くさい」なんていう理由でアメリカ留学というグローバル人材への切符を諦めてはいけません。まずは一度このコラムを読んで、「本質的にどんなことをしなければならないのか」をはっきり把握しましょう!

 

第1回となる今回は、「申請書類」についてのお話になります。

 

今回の記事は、イギリスの有名な新聞社である「The Times」が出版しており、世界大学ランキングを毎年出している「TIMES Higher Education」のこちらの記事を元にしています↓

 

Times Higher Education, “Hoping to apply to a US university as a foreign student?”

https://www.timeshighereducation.com/student/advice/hoping-apply-us-university-foreign-student

 

原文を読みたいという方はこちらをぜひどうぞ!

 

もくじ

・申請スケジュール

・必要書類

 

申請スケジュール

●入学前年

8月 – Common Application募集開始

10月中旬から11月上旬 – Early Decision応募締切

 

●入学年

1月-3月 – Regular Admissionsの応募締切

8月 – 大学へ入学

 

アメリカの場合、日本のような入学試験がない分、たくさんの大学に申請書類を送る必要が出てきます。

そのプロセスを短縮するために、大学同士が合同で「Common Application」というシステムを構築しています。

 

このCommon Applicationには、全米800校余りの大学が登録しており、Ivy Leagueをはじめとして名だたる大学への申請が、このシステムのみで完結します。

 

このCommon Applicationへの登録プロセスが始まるのが、8月1日。したがって、8月までにはどの大学に行きたいかを明瞭しておく必要があります。

 

10月になると、大学によってはEarly Decisionといって、第1志望のところに、通常の選考過程の学生たちと比べて有利な条件で選考を行ってもらえる場合があります。

ただし、Early Decisionで合格した場合、あなたはその大学に入ることを法律的に義務付けられます。どの大学をEarlyにするかはよく考えたほうが良さそうですね。

 

続いて、Regular Applicationは翌年の1月から3月までの期間にありますが、そのほとんどが1月中に終了します。

 

そして晴れて合格したら、8月頃には正式に入学し、大学の寮などに入ることになります。

 

必要書類

アメリカの多くの大学は、応募者に英語を第二言語として取ることを要求してきます。これには、TOEFLやIELTS、大学の場合はSAT、大学院の場合はGREなどが含まれます。

 

なお前述した通り、Common Applicationの申請は入学前年の8月から始まります。したがって、これらの試験は8月までに受け終わっていることが一般的に望ましいとされます。

 

Common Applicationでほぼ必ず提出することになる書類を、以下に列記します。

 

・Application Fee(受験申請費):平均41ドル(約4,300円)

・Application Form(入学願書)

・Personal Essay(志望理由書)

・References(参考書類):推薦状や身分を証明するものなど

・A Transcript of Academic Achievements(成績証明書)

・SAT Results(SATのスコア)

・Financial Statements(家庭の財政状況)

 

まとめ

・入学前年の8月までにはTOEFLやIELTSは取り終わっておこう

・ほとんどの大学でSAT提出が必須

 


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アイキャッチ画像:Killian Court and the Great Dome at MIT. andymw91 / Flickr / CC BY-SA 2.0

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