英語学習者へのエール

LIBERTY修了生(現役東京大学生)監修記事

リバティイングリッシュアカデミーの体験授業に行ってみた!④「verbは文全体の語順を支配する」

2019/11/12

前回のあらすじ

LIBERTY ENGLISH ACADEMYの体験授業に潜入させてもらった帰国子女東大生の井形 仁。

 

藤川先生の口から発される「日本人の英語はBroken English」「Verbは英語の9割」「Verb = Language = English = Syntax」などのフレーズに、辛うじて頭が追いついている状況です。

 

体験記の最終回となる今回は、ついにLIBERTY ENGLISH ACADEMYで学ぶことの概要が明らかになります!

 

「英語では、Verbが文全体を支配する」

 

「Verb = Language = English = Syntaxだということは理解していただけたでしょうか。こんなにも重要な英語のVerbですが、その役割はなんと4つもあります」

 

「ちなみに日本語の動詞には、これから挙げていく4つの役割のうち、最初の1つの役割しかありません。それが、『動詞は日本語の3割』たる所以です」

 

このように言いながら、藤川先生はホワイトボードに1から4までの数字を並べ、それぞれの数字の横に文字を書き加えていきます。

 

「1. semantics

  1. syntax
  2. tense
  3. verbal」

 

あれ、semanticsって何だっけ、などと思いながらひとまずホワイトボードを見つめます。

 

「1番目の役割、semanticsとは、即ち『言葉の意味』のことです」

 

そうか、そういえばそうだった。

 

「例えば、runというverbは、『走る』というそれ自体固有の意味を持っています。これに関しては日本語も同様ですね」

 

「ですが、問題は2番目以降です。2番目の役割は、先程も申し上げたsyntax。これは、level 1からlevel 5まであります」

 

「level 1は語順です。日本語では、語順に関して明確な決まりはありませんよね。しかし英語では、語順はその時どきのverbが何なのかではっきりと決まってしまうのです」

 

「詳しくは実際の授業で申し上げますが、例えば不定詞って皆さん習いますよね。多分その時、不定詞は『動詞の原形』だと習うと思うんです。それはもちろん間違いではないけれど、すごく一面的な見方で。本来、Syntaxの考え方に立つと、不定詞は文全体の語順を支配するんですよ」

 

なるほど、だいぶ見えてきたぞ。英語のVerbの役割の重要性、そしてその法則性に着目し、その時どきのVerbの形に応じて、文章のsyntax = 語順をほとんど無意識の内に自動的に組み立てる。この能力こそが、ネイティブスピーカーの英語、即ちELITE PERFECT ENGLISHの必須条件なんだ。この時、そう思いました。

 

「次に3つ目の役割。それはtense、即ち時制です。これはsyntaxのlevel 2でもあります」

 

「みなさん、英語のtenseって何個あると思いますか?」

 

広い教室内のどこかから8個という答えが出ましたが、藤川先生は次のように返しました。

 

「いえ、正解は24個です。通常のpast, present, futureに加えて、continuous, perfect, perfect continuousの形がそれぞれ3個ずつで合計12個。更に、これはひっかけのようなものですが(笑)、それら全てのtenseには必ず受動態があるので、12 × 2で計24個です」

 

「これら全ての形をきっちり頭の中に入れておかないと、次のステップには進めません。そうしないと、syntaxを覚えたことにはならないのです」

 

「これら24個の形を覚えたら、いよいよverbの最後の役割であるverbalの出番です。これは直訳すると『verb的なもの』、すなわち上に挙げたverbの3つの役割であるsemantics, syntax, tenseの応用です。これはそのまま、syntaxのlevel 3, level 4でもあります」

 

「なぜsyntaxに含めるかというと、verbalはsyntaxの決まりごとに沿って人工的に作られたものだからです」

 

「ちなみにsyntaxのlevel 5は、level 1からlevel 4までを習得した前提で勉強する『7 other rules』です。ここまでをクリアすれば、あなたは英語のDNAであるsyntaxをマスターしたことになります」

 

「まとめると、英語の9割を支配するverbがsyntax = 語順を根源的に規定していることに着目し、verbの形に沿ってsyntaxのパターンを体系化したものが、藤川メソッド『グラマーテーブル』です」

 

一応体験授業はここで終わりです、と藤川先生。そのまますぐに質疑応答に入りました。もうここら辺まで来ると、納得感しかありません。

 

私個人が受けた印象ですが、藤川先生は英語教授法(TESOL)のプロフェッショナルとして、ひたむきにグラマーテーブルを開発されてきたことがとても良く伝わる授業でした。僕は一応インターナショナル・スクールに通い、TOEFL iBT 115点を取得している身ですが、英語をこのように意識的かつ体系的に理解する機会は、今までなかったように思います。

 

拙い文章でしたが、藤川先生の授業の面白さが少しでも伝われば幸いです。

 

 

「半年でTOEFL100点を取りたい」

 

藤川メソッドグラマーテーブルを学べば、英語の仕組みを根本から理解することが可能。

 

「GLOBAL ELITE PERFECT ENGLISH」を習得して、どんな場面でも通用するグローバルな英語を自在に駆使しましょう!

 

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