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EIKEN Study Tips
オンライン英会話では相手の表情や仕草を捉えられる動画が一般的ですが、SNSで通じた友人と英語学習を兼ねて電話をしたり、回線の関係上映像をオフにして英会話練習に取り組むケースもあります。今回は、映像なし音声のみの英会話練習の特徴についてお伝えします。
顔が見えないことで緊張しいな方や人見知りの方は、通常よりもリラックスした環境で取り組むことが出来るでしょう。
また、愛想笑いが多い日本人にとって、ネイティブは無愛想と感じてしまうこともあります。文化の違いというのも、もちろんありますが、にこやかに接してくれる方もいるので個人の性格の違いとも言えます。
そのため、大げさに気にする必要はないのですが、強面の顔の方であれば真顔に少し怖さを感じてしまうこともありますし、無表情だと自分の英語を理解してもらえているのかな?と気にし過ぎて不安を感じ、思うように言葉が出てこなくなってしまう人もいるため、音声のみ英会話練習は取り組みやすいと感じることでしょう。
音声のみは、当然ですが表情や仕草といった視覚から情報を得ることができません。
例えば、大きさを伝える手段として、日本語でも何センチと伝えるよりもジェスチャーを用いて大きさを表現したり、電話などではだいたい小指くらいなど身近なものと比較して伝えることでしょう。
このように、映像なしのコミュニケーションでは、言葉ですべてを伝達しなければならないため、動画よりも表現方法や単語のバリエーションが必要であり、動画の英会話より高い英語力を要求されることになります。
そして、通常の英会話レッスンであれば講師が生徒の表情を見て理解しているのか否か判断し、「次に進んで大丈夫ですか」といった言葉を投げかけてくれますが、自分の表情を読み取ってもらえない音声だけでは、理解していなくても相槌を打ってしまうことでレッスンがどんどんと先に進むことにもなり兼ねません。また、テキストを指さして「この発音をもう一度聞かせて下さい」といった指示詞を使うこともできないため、的確に質問できる英語力は備えておくことは大切です。
音声のみの英会話練習はメリットもありますが、英語学習初心者には難易度が高いと考えられます。基礎的な熟語力や単語力を高め映像ありの英会話で慣れ、しっかりと自分の意見を言え質問できる力を鍛えてから、自分の英語力を試すために活用するのがオススメです。
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