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暗記やフレーズだけは頼りない!英語力もアドリブが試される

2021/04/03

暗記やフレーズだけは頼りない!英語力もアドリブが試される

 
参考書や問題集に出題されている問題をひたすら解いたり暗記しただけでは、使える英語力は養うことができません。現在必要とされる英語力は、コミュニケーションを図ることができる英語力。今回は、暗記やフレーズだけは頼りない!英語力もアドリブが試される理由についてお伝えします。
 

教科書通りの現実は存在しない

 
日本の学校では、中間や学期末のペーパーテストで良い点を取るための授業が進められ、高校受験や大学受験などのために、参考書や問題集を沢山解いて英語力を向上させる学生。
フレーズ集や単語を必死に暗記してビジネスシーンで役立てようと考えるサラリーマンなど、英語学習に励む人は増えています。
 
しかし、これらの英語学習が現実で役立つケースは非常に少なく、マニュアル通りに事が進むことはかなり稀だと言えるでしょう。
 
仮に、ビジネスシーンで役立つフレーズ集を100個や500個ぐらい暗記していたからと言って、実際に使えるフレーズは幾何もありません。むしろ、アドリブで対応しなければならないケースの方が多いとも言えます。相手がこれを質問してくるだろうといった予測をして対策していても、全く違う質問が来たらパニックになってしまうのでは意味がありません。パニックに陥っている内に、相手は興味がなくなり商談もまとまらないでしょう。
 
所詮、教科書やフレーズ集は、机上の正解であって、現実問題の正解には結びつきません。汎用性のない英語力では、現代の社会では結果を残すことは出来ないことを知りましょう。
 

基礎が大切な英語力

 
暗記する学習が悪いわけではありません。必要な単語や語彙を覚えていなければ、まず英文を構築することは出来ませんし、会話を成立させることは困難となります。ですので、日本の学校教育で培ったインプット学習が全て悪であるということでもないのです。
 
その覚えた情報を正しく構築することが出来るのかが重要なのです。
例えば、商談などで会話をしているときに、質問されるであろう問題への回答を用意していても、相手がその質問せずに、全く違う質問や全く違う話題を出された場合でも、自身で言葉を構築する能力さえあれば、新しい道筋でゴールへと導くことはできます。そのため、アドリブ対応できるかが重要なのです。
 
そのためには、英語の構造や規則といった概念を理解していることが大切になります。インプットした情報を正しく構築できれば、どんな質問をされても回答することができるため、いつ使うことになるか分からないフレーズ集などに頼る必要性もなくなります。自身の情報を的確に構築できる英語力を身に付けることが重要なのです。
 

まとめ

 
英語はコミュニケーションツールですので、相手が教科書通りの回答をするとは限りません。どんな状況でも上手に返せるアドリブ力が必要です。そのアドリブをするには、英語の基礎構造の理解が出来ていなければ、正しい英語で返答することはできませんので、英語の基礎を理解し、英語力を向上させていくことが大切になります。

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