TOEIC勉強法
TOEIC Study Tips
TOEFLやIELTSにTOEICなどの民間英語試験では、英語レベルに例えると、おおよそどのくらいなのか目安として試験スコアで示されることがあります。今回は、中級レベルとは?TOEIC試験のスコアと実践力の相違についてお伝えします。
英語レベルの定義は曖昧ではありますが、中級レベルは英語を操るという行為に対し、まだまだ負担がかかると感じます。そして英語4技能Listening/Speaking/Reading/Writingのバランスも、綺麗な四角を描いておらず、試験を対象としてきた学習者は特にバラつきが散見されます。
英語の中級レベルと呼ばれる範囲は広く、初中級者・中級者・中上級者として3段階分けされることが多くなります。これも目安となり定義されているものではありませんが、初中級者は高校レベル、中級者は高校卒業レベル、中上級者は大学1、2年生のレベルと言われることが多いのですが、理解力や習熟度は人によって大きく差があります。
そして、TOEICスコアでは、500点~800点前後が中級レベルの範囲と考えて良いでしょう。
TOEIC試験スコアで英語レベルが示されていることも多いのですが、素直に鵜呑みにしてはいけません。なぜならTOEICは2技能だけを測定する試験となり、解答方法も自身で英文を構築して記述するものではなく、マークシートでの記入形式となり英語の運用能力を正確に測ることができないからです。英語を操るという意味では聞く・読むの他に、話す・書く能力が必要になります。
初中級者は、単語を並べるだけではなく一問一答形式での会話は可能。また、文法の間違いは多いかもしれませんが、日常的な一つの話題に対して感想を述べ質問を投げかけることが可能なレベルになります。
中級レベルになると上記内容に「なぜ好きなのか」「なぜ挑戦したいと思ったのか」説明を加えることが出来るようになり、中上級者となるとメディアやSNSといった親近感のある話題や日常的な会話ではなく、社会問題について意見交換ができることが望ましいです。
上記で述べた使うことが条件として加えられてしまうと、一気に英語レベルのランクが落ちてしまう人も少なくありません。総合力を常に意識して、スコアではなく本質的な英語力向上を留意し英語学習に励みましょう。
企業などがTOEICスコアや英語レベルを募集要件として指定する場合、使うことを加味した要求であると言えます。そのため、スコアで見る英語レベルは、あくまでも目安として捉え英語学習を継続させていくようにしましょう。
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