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出来れば楽しい。出来ないと辛い。学生の英語学習の実体

2021/12/02

出来れば楽しい。出来ないと辛い。学生の英語学習の実体

 
学校での英語学習も理解ができると楽しいと感じる学生がいる一方で、理解が出来ない学生は辛いと感じるのは何ら不思議ではありません。中高生が抱える英語の伸び悩みや英語学習の実体についてお伝えします。
 

英語が楽しいと辛いで分かれる意欲的学習

 
中高生にとって第二言語となる英語学習は、興味を惹かれた学生にとっては楽しいと感じ、全く意味が理解できず辛いと感じる学生の二分化されるため、出来不出来が如実に現れる学業の一つだと考えられています。
 
しかし、この出来不出来のレベルも非常にさまざまで、読むは出来るけど話すは出来ない、聞けるけど書けない、話すのは楽しい、聞き取れないからツマラナイ。このように人それぞれ、得手不得手があるため、どこをどう強化していけば英語を楽しめるようになるのか分からず伸び悩み、楽しいと感じられなくなっていくというケースが多いのです。
 
中学レベルの英語は楽しかったけれど、受験英語に向けての勉強になってから辛くなったというケースや、海外旅行や短期留学を経て英語に興味が持てるようになり、学習意欲が向上したといったケースもあります。
 
そのため、英語へのフィーリングもコロコロ変わる非常に取っ付きにくい学習だと感じる学生も少なくはないはずです。
 

学生の英語学習の実体

 
日本人には習得が困難とされる英語ですが、これは、学生の目標設定に問題があるケースがあります。多くの学生は受験英語で良いスコアを取れたらOKという考えを持つ傾向にあるため、受験英語をパスしてしまえば、もう英語学習しなくても良いと安心しきってしまう傾向が強く、英語の重要性に気が付いていないことが問題でもあるのです。
 
なかには、しっかりと将来に向けて使える英語力を養いたいと考え取り組み方に工夫を凝らしている学生もいますが、かなり少数だと言えるでしょう。そもそも、日本に住んでいる上で英語が必要となるシーンを見かける方がレアであり、海外留学などを視野に入れない限り学生が英語の必要性を実感することもないでしょう。
 
そのため、学生の英語学習の実体は、大学受験を突破するための取り組みがメインとなっており、使える英語力よりも受験英語をクリアするためだけの学習といった印象が強くなります。
 
しかし、大学受験の英語力というのは、暗記主体の対策が主な取り組みになることが多く、英語の本質を理解せずに学習を進めてしまい、深みにはまってしまう傾向にもあるのです。いくら情報を暗記したところで、出題の音声を正しく聞き取るなど英語の基礎レベルが低い学生にとっては、受験英語ですら難しいと感じてしまうことでしょう。結果を残さなければならない場面で、失敗する可能性のある英語学習に取り組んで良いことはありません。
しっかりと英語4技能を鍛え上げることが重要なポイントとなるのです。
 

まとめ

 
英語も出来れば楽しい、出来なければ辛いと感じるのは当然です。
そのため、楽しいと感じることができれば学習意欲も高まりやすく、受験英語を突破しても英語習得に向けた学習にも切り替えられることでしょう。ですが、苦手意識を抱えている方にとっては楽しいに変えるには、何から始めれば良いか分からないなどの問題が山積みでもあります。そういった場合には、英語学校などに通い、英語の基礎を一から学び直すことをおすすめします。

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