Libertyで得られるもの

私がLibertyに入会したきっかけは、海外留学のためにTOEFLのスコアが必要であるためです。入会の前には、複数の指導校を比較して検討しました。その中には、試験の解法を分かりやすく指導していただけそうな学校もありましたが、Libertyに決めた理由の一つは、試験の解法のみではなく、グラマーテーブルを理解することで、正しい英語が身に付き、TOEFLのスコアの取得後の留学先での学習や帰国後の仕事までを視野に入れたときに、自分にとって最も良い結果になるのではないかと期待したためでした。

入会後に、まずGT（グラマーテーブル）クラスを受講して、グラマーテーブルを学んだところ、一般の教科書においてそれなりのページ数を割いて解説されるような文法が、わずかな情報量にまとめられており、私にとって良い教材でした。グラマーテーブルは、情報量が少ないため、すぐに頭に入り、かつ必要となるときに思い出すことができるので、スピーキングやライティング等の厳しい制限時間がある場面において、正しい英語をアウトプットするために有用であると思います。リーディングやリスニングにおいても、グラマーテーブルの法則に沿い英文を捉えることで、理解をしやすくなりました。

加えて、入学前に期待したとおり、グラマーテーブルを通じて、試験のテクニックではなく、英語の基本的なルールを、端的に頭の中で整理することができました。この点は、Libertyで学んだことの中で、最も価値のあるものの一つと考えています。もし将来海外に留学することができたならば、現地の大学院での課題等を英語で作成する上でも、グラマーテーブルの知識を用いるものと想像します。

GTクラスの受講後は、ASW（アカデミックスピーキング・ライティング）クラスをオンラインで受講しています（現在受講中）。ASWクラスでは、TOEFLと類似する問題を題材にして、スピーキングおよびライティングの案文を作成します。ASWクラスにおいて得られるものは、概ね、

①アカデミックな英語の会話や文章において求められる構成を学習し、実践できること、

②模範文章を参考にして、自分の案文を改善できること

の２点と考えています。

①については、ASWクラスの最初に、文章の構成や、アカデミックな文章で用いるべき語彙等の解説があり、それが一般論として参考になりました。毎回のクラスでは、当該解説を思い出しながら、自分の言葉で案文を作成し、添削していただいています。

②については、クラスの後に提供される模範文章の質が高く、模範文章と自分の案文の形式や内容を比較するなどして、自分の文章の改善のために活用させていただいています。

その他にも、TOEFL公式問題集を用いた学習法などの有益なアドバイスも数多くいただきましたので、指示に従い学習を進め、試験で良い評価を得る力が着実についていると実感しています。

以上より、Libertyの授業を受講していくことで、グラマーテーブルを通じて英語の根本的な部分を理解した上で、実践することができるため、このまま受講を続けることで、試験の得点力と、実際の留学で求められる英語能力の両方を得られると考えております。引き続き、Libertyからご提供いただく教材を参考に、目標の実現に向けて学習していく所存です。