日本人は求められている？海外インターン後の現地就職について

日本人は求められている？海外インターン後の現地就職について

 
海外インターンシップを利用する学生や社会人の目的は様々ですが、現実的ではないかなと不安を抱えながら現地での就職につなげたいと考える方もいることでしょう。今回は、日本人は求められている？海外インターン後の現地就職についてお伝えします。
 

海外雇用においての日本人の需要

 
事業拡大のために海外進出を考える日本国内の企業がいる一方で、日本市場への参加を試みたいと考えている海外企業もあります。
日本人ユーザーに対応するサービスを提供するために通訳を介したり、現地の人に日本語を一から学ばせるよりも、日本語を話せる日本人を雇用することにメリットを感じる企業もあります。
また、国民性や文化的にも特徴がある日本人をクライアントとした場合にも、国の風習が身についている日本人が対応することで円滑に話が進むという部分も考えられるため、ビジネスパーソンとして日本人は求められているとも言えるのです。
 
ですが、日本人ユーザーを獲得するための壁となるのが言語です。
日本では世界共通語となる英語を義務教育課程から学んでいるものの、日常で使えるレベルまで習得している人は少ない状態でもあります。
 
現地で共に働く社員とのやりとりは英語となるため、仕事をこなせるレベルの英語力は必要です。また、アドバンテージを示すためには、語学力だけではなく、専門分野に特化した知識と技術力が重要であり、海外インターンシップから就職につなげるためのポイントになります。
 

インターンから海外就職へつなげる

 
インターンもただ参加するだけで企業からお声が掛かるわけではありません。
まず、インターン期間ですが、やはり短期ではインターン生の実力や人柄を見抜き判断するには時間が少なすぎてしまいます。そのため、海外就職へつなげたいのであれば長期間のインターンへ参加しましょう。インターン生にとっても長期では任される仕事内容の幅も広がり、裁量も増えるため企業をより知ることができます。
 
そして、インターンからの雇用を検討している企業であるかを調べることが大切です。
そもそもインターンを経た雇用を行っていない企業では、海外就職へつなげることが難しくなります。インターンでの働きぶりや能力次第で採用すると回答している企業の中には
ビザ申請についての知識が浅い企業もあります。前向きな会社ではビザ申請について理解していることが大半ですので、確認してみましょう。
 

まとめ

 
今回は海外インターンシップから海外就職についてお話させていただきましたが、海外で働く方法というのは、コミュニティカレッジや海外駐在などルートはいくつかあります。
そのため、一つに絞るのではなくプランをいくつか考えつつも、海外経験を積んだり、スキルを身に付けるなど、就職先の選択肢を増やせるように行動していきましょう。