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野口先生のコラム

元LIBERTY受講生の野口先生が教える英語勉強法

【LIBERTYサプリ Part 5】 V1とV2(野口先生監修)

2019/08/27

さて、今回からグラマーテーブルのVerbのパターンを解説していきます。
皆さんからの質問がいちばん多いのもこの部分です。

実は、Verbのパターンはなかなか1〜2時間でマスターできるようなものでもないので、ご安心ください。
Verb=Languageというぐらいだから奥が深くて当然です。

ですが、よく使われるVerbを知っておくだけでも、かなりグラマーテーブルの授業はわかりやすくなると思います。
そこで、よく出てくるVerbにしぼって解説していきます。
今日はV1とV2について見ていきましょう。

1)V1のパターン
SVのパターンを取るVerbです。
Sは主語、VはVerbのことです。

Verbの後に目的語(O)や補語(C)が来ることはなく、副詞の働きをする言葉しか来ません。
つまり、入る可能性があるのはグラマーテーブルのVerbalのページの副詞句、副詞節に当たる部分だけということになります。
これが「Syntax」の重要ルールのひとつ、「Word order」の働きです。

V1はそんなに難しくありませんね。さらっと目を通せば十分です。

The meeting ended at three in the afternoon.
(会議は午後3時に終わった)

He has been waiting for an hour.
(彼は1時間待っている)

The bedroom curtains have faded at the edges.
(ベッドルームのカーテンは端が色あせてきた)


A toy car is on the table.
(おもちゃの車がテーブルの上にある)

The town lies in a small wooded valley.
(その町は、小さな林の谷間に位置している)

2)V2のパターン
これはSVCの形をとります。Cは補語のことをいい、主語を説明します。
名詞または形容詞が補語(C)になります。

①状態を表すVerb
主語がどのような状態なのかを補語が説明するパターンです。

「be」のグループ:be, lie, sit, standなど

She is a movie star.
(彼女は映画女優だ)

Shiba inu lies flat on the ground.
(柴犬は地面にぴったり伏せている)

ここで、isとlieはさっきV1だと言ったじゃないかという声が聞こえてきそうですが、その通りです。
特に、is, am, areのいわゆるbe動詞はV2を取ることも多いです。気をつけてくださいね。

「keep」のグループ:continue, hold, keep, remain, stayなど
これは、主語がどういう状態をkeepしたのか、どう保ったのかを説明するVerbです。
例文を見ていただければわかると思います。

He kept calm.
(彼は平静を保った)

He remained silent.
(彼は黙っていた)

We stayed roommates for four years.
(私たちは4年間ルームメイトだった)

②状態の変化を表すVerb
主語がどのように変化したかを説明するVerbです。典型例を7つ挙げます。

「become」

English has become my favorite subject.
(英語は私の好きな科目になった)

「get」

It is getting dark.
(だんだん暗くなってきている)

「come」

Everything will come right in the end.
(最後には全てうまくいくでしょう)

「go」

The milk has gone bad.
(牛乳が傷んだ)

「grow」

The children are growing louder and more enthusiastic.
(子どもたちは騒がしくなり、盛り上がってきている)

「fall」

While he was studying, he fell asleep.
(彼は勉強中に寝てしまった)

「turn」

The leaves turned red as the days passed.
(日が経つに連れて紅葉した)

③外見を表すVerb:appear, look, seemなど
主語がどのように見えるかを説明する Verbです。
日本の英語の教科書にはよく出てくるので馴染みがある方も多いと思います。

「appear」
He appeared very upset.
(彼はとても取り乱しているように見えた)

「look」
She also looked troubled by the news about Arashi.
(彼女も『嵐』のニュースで困惑している様子だった)

④知覚に関するVerb:feel, smell, sound, tasteなど
主語がどのように感じられるのかを説明するVerbです。

「sound」
The trip sounds really exciting.
(その旅行はとても楽しそうだ)

「smell」
Peaches smell sweet.
(ももは甘い香りがする)

このように次のVerbがくるときはV2のパターンになるので、覚えておきましょう!
①状態を表すVerb
②状態の変化を表すVerb
③外見を表すVerb
④知覚に関するVerb

以上でV1とV2の解説となります。
少し難しく感じるかもしれませんが、最初はなんとなくイメージがつかめればいいと思います。
グラマーテーブルの授業に何度も出ているうちに自然と慣れてくるはずです。

来週はV3から続きを解説します。お楽しみに!

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