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発音を捨てていた文法中心の学校授業による英語学習の危険性

2021/01/04

発音を捨てていた文法中心の学校授業による英語学習の危険性

 
発音を捨てていた文法中心の学校授業を受けていた学習者にとって、音のルールが多く発音記号を覚えるのが大変で難しいといった感情が芽生えやすくもあります。しかし発音を身に付けることで英語力上達スピードも変わってくるため、率先して取り組みましょう。
 

発音を教えない学校教育

 
学校の義務教育では英単語や英文法を覚える学習がメインで行われ、リスニングやスピーキング学習は触れる程度です。先生が教科書を読み上げるときにも英語を耳にする機会はありますが、翻訳した日本語を書くのに集中し、発音と意味を結び付けるよりも、文字と意味を結び付けることに意識が向いているため、英語の音は右から左に流れている状態です。また、ネイティブティーチャーと交流する授業もありますが、発言する機会は少なく、発音学習を行っていない段階で英会話を行っても英語は呪文のように聞こえるだけで意味をなしません。
 
それに比べ英単語や英文法の学習では、ネイティブが普段使用しないような英文法を覚えることに励み、前置詞や現在進行形などネイティブが英語を操る際に意識しない専門的な用語を用いて勉強していきます。
確かに英語を話すためには英単語や英文法の知識は必要となります。しかし、発音無くして英語が操れるレベルに到達することは不可能になります。
 

発音の学習に移行しない学生

 
授業で発音学習に触れない分、中間や期末などの学校内のテストでも英文法の穴埋めや選択問題がメインに出題されます。そのため、試験を受ける学生も自ずと発音ではなく、英文法の対策学習を行うことにもなります。さらに受験英語の対策学習を行う総合塾などでも発音学習に触れる機会は少ない状況でもあるのです。
 
また、英単語や英文法の学習はやればやるだけ知識が蓄えられ、問題集や参考書を手にして学習を行えば解説を見る事で大抵の場合は分からない疑問を解決することもできるため独学でも進めやすいと言えます。しかし、発音学習は正確な音を導き出すことが難しく、自己流で解釈をしてしまい誤った音の知識が蓄えられてしまうリスクがあり、発音の正確さだけではなく自然な抑揚やリズムなども身に付けることも大切であるため、なかなか一人で進めるのが難しくもあるのです。
 
また、ネイティブと会話することのできる日常会話レベルの文法知識があっても、学習者当人はどこまで知識を蓄えて良いのか分からないや、完璧にしないと自信がつかずに一向に発音学習に移行せずにマニアックな知識を高める傾向にもあるのです。
 

まとめ

 
発音がめちゃくちゃでは相手に通じることはありません。そして、知らない音が多すぎれば相手の英語の音を認識することができないためリスニングにも影響があります。
さらに、一見無関係にも思えますが、無意識に音を拾いながら読み進めるためリーディング速度、リズムを無視して書くことで読みづらい文章を作り出してしまうためライティングスキルにも関係があります。
そのため、発音学習を行い音の理解を深めることで英語上達スピードに影響があると言えるのです。

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