英語学習者へのエール

留学/大学・大学院進学/英語学習/その他関連記事

民間英語試験が取り入れられない大学受験で変わること

2021/08/02

民間英語試験が取り入れられない大学受験で変わること

 
民間英語試験が大学入学共通テストでの利用を断念したことにより、大学受験の時間の使い方が変わるといった印象を持つ学生も増えたのではないでしょうか。今回は、民間英語試験が取り入れられない大学受験で変わることについてお伝えします。
 

民間英語試験の断念によるメリット・デメリット

 
大学入学共通テストで民間英語試験の導入と記述式試験が大きな変革とされてきましたが、その導入にも問題が多かったことにより、文部科学省が導入を断念することを発表し、2025年以降も断念したといった報道され学生は安心感を持って受験に臨める様になったという声も広がっています。
 
確かに、民家英語試験の受験費用や宿泊費用は経済格差によって受験が何度も受けられないという問題もありましたし、さまざまな民間英語試験の公正な採点体制の確保が難しいというポイントを解消することができなかったことが、今回の大学受験での使用への断念に繋がったと言えるでしょう。
 
このことにより、学生が大学受験で行われる受験科目だけに集中して勉強が出来るというメリットも生まれ、無駄な費用が掛からなくなったことが大きいでしょう。
 
しかし、この断念が必ずしもメリットばかりだけではないということを理解しなければいけないのです。なぜなら、大学入学共通テストや英語学習の変革が求められることになった原因を思い出してください。現代社会で英語が話せる人材が少なく企業内が国際舞台でのシェア拡大が上手くいっていない背景があるということを。
 

自分自身で英語習得を目指さなければいけない

 
大学受験で民間英語試験のスコアを提出しなければならないから、英語総合力を高めていかなければならない意識が高まっていたことでしょう。
 
しかし、民間英語試験の導入が断念されて事で「使える英語力を必死になって身に付ければいけない!」といった意識が下がった学生は増えたはずです。
 
ですが、国際化する社会において英語という語学が話せなければ、国内企業においても海外での仕事を任せることはできませんので、キャリアアップなどのチャンスは減るでしょう。
 
一方で、自身で英語習得を目指し続ける学生には、チャンスが増える状況となるため、大学受験の先を見据えた学習に取り組んでいくことも大切なのです。
 

まとめ

 
大学受験という場面では、民間英語試験でハイスコアを獲得する4技能が揃った使える英語力を必要とされない状況となりましたが、その先の将来では、高い英語力が求められていることには違いありません。先延ばしになったと喜ぶのではなく、将来を見据えた語学への取り組みが、学生には重要となることを忘れてはいけません。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

今すぐ無料カウンセリングを予約する(1分で完了)

無料カウンセリングのご予約 電話

完璧で本質的な英語力の習得を目指すなら

無料カウンセリングのご予約