英語を正しく理解する。誤読を減らすためのポイント

英語を正しく理解する。誤読を減らすためのポイント

 
英語を読めている様でも単語だけをピックアップして、それっぽい言葉を構築しているだけで、実は正しくは理解できていないケースが多々あります。今回は、英語を正しく理解する。誤読を減らすためのポイントや英語学習についてお伝えします。
 

違和感の感度を高めるインプット

 
実際のコミュニケーションで誤読や誤訳をしてしまうと、会話がかみ合わないといったケースが起こるでしょが、会話が展開されていくことで間違いに気づくことができ誤想は修正されていく事もあります。
ですが、対人でないTOEICなどの英語民間試験では単語をピックアップし、予測で理解しようとすると、複雑な問題やひっかけ問題の正答率を高めることは困難となります。
 
問題集や参考書を使用した勉強では、ただ解説を読んで理解したつもりで終わってしまう人も多いため、自身でなぜこうなるのかといった文法を説明できるように仕上げておくことが理想的です。
また、基本学習となる中学英語の文法は重要であるけれど復習する方も少ないと思います。しかし、中学英語までさかのぼって自身が苦手としている文法事項を洗い出し、弱点を克服するための学習に励むことも大切ですので忘れないようにしましょう。
 

戻し読み厳禁

 
英語を理解するために後ろから前に戻って読んでいく手法を学校教育で教わってきたため、戻し読みによって英語を捉えているという方も少なくはないと思います。
ですが、戻し読みは英語を日本語に無理やり当てはめる手法であり、英語を英語として捉えることが難しくなります。
 
そして、戻し読みは誤読を生む要因ともなっているのです。
英語は原則として左から右へと文法を読み取り理解していくものです。
知っている単語だけで構成されている文章でも、順番を崩すことによって正確に内容を読み取れなくなってしまうのです。
そのため、誤読や誤訳を減らしたいという目的で勉強に励む際にも、戻し読みをすることなく、英語を英語として理解できる英語脳を養っていく英語学習が大切になります。
 

まとめ

 
読めているようでも正しく理解できていないというのは、解説がある問題集ではすぐに間違いに気が付くことが出来ます。そして、コミュニケーションでも間違いが明るみなり気が付くケースがあります。
ですが、試験で誤読すればスコアの伸び悩みに繋がりますし、重要な案件を扱う仕事では、誤った受け取り方をすれば重大なトラブルへ発展することもあります。
そのため、正確に読み取れる英語力を身に付けることが重要です。新たな知識を身に付けるばかりではなく、基本を振り返ることや日本語英語に多い戻し読みの悪癖を取り除く勉強に励むことが大切になります。