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リスニング英語教材で発音スキルを上げるための取り組み方

2021/02/03

リスニング英語教材で発音スキルを上げるための取り組み方

 
どんな英語学習教材を活用しても、なんとなくの学習方法では効果的に英語力を向上させることは難しく教材のメリットを取り込むことはできません。今回はリスニング英語教材で聞き取り力を上げるために必要な取り組み方のポイントについてお伝えいたします。
 

音を捉えようとする意識を持つ

 
リスニング教材を上手く活用するために絶対条件となるのが音に意識を向けることです。
聞くだけでネイティブの英語を聞き取れるといった売り文句の教材は一時、英語教材市場では話題となっていましたが、音をただ聞いているだけではリスニング力は向上しません。
 
これは日本語と英語の音では異なる要素が多く、リエゾンやリダクションといった音の知識も必要となります。そして、日本の学校教育や英語試験で行っていたリスニングはよそ行き用なゆっくり目で綺麗な発音であるため、スピードも速く音の崩れが激しいネイティブ英語となると聞き取りの難易度も上がります。
さらに日常で耳にするのも日本語であるため、どうしても日本語に似た音を感知してしまう傾向にあり、日本人が無意識で英語の音を聞くというのは英語レベルが高い人に限られる学習方法なのです。
 
そのため、リスニング教材で聞き取り強化を行い、基礎を固めたい学習者にとっては必ず捉えようとする意識が必要になるのです。
 

アウトプットにも活用する

 
リスニング教材の中には日本人が不得意とする音をピックアップしたり、苦手とする日本人が多い似た音を比較しながら聞き取りの練習を行うスタイルの教材などもありますが、リスニング教材はネイティブの発音やナチュラルなスピードを繰り返し聞き、慣れることが大切となります。そうすることで音の知識が増え耳に残り最終的には日本語を耳にする感覚で英語を聞き取れるように強化されて行きます。
また、ネイティブの会話形式といった教材であれば、よりリアルな会話の流れや表現を掴むことが出来ます。
 
そしてリスニング教材はアウトプット学習でも活用することが出来ます。
多くの場合はシャドーイングやリピーティングに音読といったレッスン項目もあるため、取り組むことで発音のアウトプットスキルでもあるスピーキング能力向上にも影響を与えてくれます。また、ディクテーション学習などにも利用することができるため、その日の学習目標を定め取り組み続けることで、多方面から英語力向上のアプローチにつながっていきます。
 

まとめ

 
リスニング教材を利用した学習だけではなく、洋楽や海外ドラマ視聴などでの聞き取り向上を目的とした英語学習方法に関しても発音知識を高めたいのであれば、ただ聞き流すだけではなく発音や意味と音のつながりなどに注目して取り組まなければ理想とする英語力は習得できません。
そのため、英語を自身の中に取り込むという気持ちを持ちながら音に慣れる勉強を積み重ねていきましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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