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実践の聞き取り力で足枷になるTOEICリスニング対策学習

2021/02/04

実践の聞き取り力で足枷になるTOEICリスニング対策学習

 
TOEIC試験だけには限らず試験を目標とした英語学習では、どうしても総合的な英語力向上ではなくスコア獲得に固執し、点数が目標となりがちです。リスニング学習では試験を対象とした対策によって実践での聞き取り力の足枷になってしまうケースがあります。
 

短期的なスコアアップのためのテクニック

 
就職や転職で役立つTOEIC試験でスコアを獲得したいというのは必然的な願いです。
TOEIC試験ではハイスコアを獲得するためのテクニックがインターネットで簡単に収集することができるため、テクニックを駆使する受験者も多い事でしょう。
 
そしてリスニングセクションでも、設問の先読みといったテクニックを用いる方が多くいますが、設問内容が覚えられずに読み直しをしている間に音声が流れ集中できないといった状況が生まれ、対処方法が分からずにスコアの伸び悩みに頭を抱えてしまう学習者も少なくありません。
 
しかし、スコアアップにつなげる手段としても、長期的な英語力という観点からしても、テクニックを上手く活用する方法ではなく、根本的にリスニングスキルの強化に努めることが重要です。
日本語のテストでも設問を先に読んでおくといった方法を用いることもありますが、何を問われているのか理解できないという状況は起こりません。テクニックは補助的な立ち位置となり、備わっている日本語力で対応し解答することが出来るのです。
 

目的のすり替わり

 
TOEICだけに限らず、英検やTOEFLといった試験を目標として学習を行ってしまうと、いつしか英語を習得する本来の目的が霞んでしまい試験をクリアすることが目的にすり替わってしまう方は少なくありません。そして、スコアに執着するあまりにコミュニケーション英語力ではなく、試験だけに通用する英語力を磨いてしまうのです。
 
試験テクニックは実践的な英会話シーンで活用することはできませんし、スコアによって英語力が買われ就職したとしても実際に使えなければ周囲の評価も下がり自分の首を絞めるという状況が待っているのです。
 

まとめ

 
試験でスコアが伸びたとしても、英会話でのコミュニケーション能力が向上したというわけではありません。リスニング学習でも目先の目標に囚われ試験テクニックに頼り過ぎてしまわず、使うことのできる英語力を向上させるという本来の習得目的から目を背けずに英語学習に励んでいきましょう。

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