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英語の翻訳家はどういう仕事?なるにはどうするの?

2021/03/02

英語の翻訳家はどういう仕事?なるにはどうするの?

 
国内に出回っている英文で書かれた本や論文、映画などの訳にも携わっているのが翻訳家であり、私たちが英語で書かれた文章が読めるのも翻訳家のお陰です。この記事では、多岐に渡る翻訳家の仕事と、なるためにはどうしたらよいかご紹介していきたいと思います。
 

翻訳家はただ翻訳するだけではない!

 
翻訳家と言うくらいですから、英語を日本語にする、というイメージが強いですが、それだけではありません。翻訳家の仕事は3種類あり、1つ目は海外の文芸を翻訳するもの。2つ目は映画やドラマを翻訳するもの。そして3つ目は、論文や学術書などを翻訳するものです。
 
どの仕事もただ翻訳すればよいというものではありません。文芸や映像作品であれば、その作品を日本人向けの言い回しや表現に変える必要があり、センスが問われます。また、論文や学術書であれば、その業界の専門用語などの知識も必須となり、高度な英語力が求められるでしょう。
このように、ただただ翻訳するのが翻訳家ではないということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
 

どうやったら翻訳家になれるのか

 
翻訳家になるためには、大学で翻訳に直結する科目を専攻するというルートが一般的でありましたが、最近ではそれ以外にも様々な方法があります。
例えば、独学で勉強したり、翻訳学校に通い直す方法です。社会人になってから英語の勉強を始めた方で、翻訳家となった方もおられるので、諦めていた人でもチャレンジできる点が良いですよね。十分な英語の知識を付けたあとは、翻訳会社に登録したり、学校や人づてで仕事を紹介してもらうと良いでしょう。
 

翻訳家には高い英語力が必要か

 
翻訳家は、TOEIC900点台の高い英語力が必須、と考える方もいるかもしれません。しかし、翻訳家に求められているのは、高い英語力よりも読解力や表現力と言っても過言ではありません。何故なら、文芸作品や映画或いは論文などの意図を汲み取り、多くの人に伝わるように表現する必要がありますから、どんなに英語力は高くても直訳しているだけでは、その真髄が伝わらないからです。
翻訳家を目指すのであれば、確かに英語力も必要ですが、自身が目指す仕事に従事できるだけの感性を磨く必要もあると言えるでしょう。
 

まとめ

 
単に翻訳家と言っても、文芸や映像作品、論文などを翻訳する仕事があり、社会人になってから英語の勉強を始めても従事することが可能な職業です。高度な英語力というよりは、作品の意図などを読み取れるような読解力、それを人に伝えられるような表現力が備わっていることの方が重要であり、日頃から感性を磨いておくことも必要なのかもしれません。

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