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間違えた勉強法に取り組みがち。スピーキング学習の注意点

2021/05/03

間違えた勉強法に取り組みがち。スピーキング学習の注意点

 
スピーキング能力を向上させるための様々な勉強方法がネットで紹介されていますが、有効的な学習方法や進め方であっても、取り組み方の順番を間違えたり、自分のレベルに合っていなければ効果的に能力向上は図れません。今回はスピーキング学習の基本的な注意点についてお伝えします。
 

「話す」に必要な能力

 
スピーキング能力を高めるためには、実際に話して経験を重ねようと、基礎知識を高めることなくいきなり英会話教室に通う人もいますが、思ったように英語力が伸びずに挫折のきっかけとなり、英語習得を諦めてしまう人もいます。
 
英語を話すためには音声だけに注目してはいけません。伝えたい内容を言葉にするためには英文構築能力も大切になるため、基礎的な単語力や英文力の知識を高めるインプット学習を飛ばして実践的な学習方法に移行することは無謀でもあります。
また、実践的な学習を行う前に、一人で行うアウトプット学習で発音知識を蓄えなければ、聞き取ることもできませんし、せっかく構築できた英文法も伝わる英語に変えることが出来ません。
 
ただし、自習で励むスピーキング学習では誤った英文法や英語の使い方、発音などが身に付いて定着してしまうと切り離すのが難しくなってしまいますので、英語学校などで指導してもらうのがベストなのですが、予算的に難しいという方はチェックしてもらうという目的で定期的にオンライン英会話を利用するのは良いでしょう。
 

最初に目指すのは通じる英語

 
英語習得では、どうしてもネイティブのように英語を操りたいといったネイティブ英語思考を強く持つ方もいますが、現代のグローバル社会では世界共通語とされる英語を話すのはノンネイティブが多い状況です。
 
そのため、ネイティブのようにスラングやイディオムを使いこなしたいと勉強するよりも、伝わる英語力を身に付けていくこと優先でもあります。
また、応用力というのはベースが出来てこそでもあるため、正しい英文法の構築や聞き取れ伝えることのできる発音の知識を高める学習から始めることが大切なのです。
 

まとめ

 
スピーキング能力を高める学習方法について選別する前に、自分のレベルを分析して何から始めるべきかを明確にしていくことが大切です。そして、対話学習で単語や英文法を覚え、さらに音と意味を紐づけするという作業を行うよりも、インプット学習で基礎力をあげてから実践的な学習に移行することで、実践学習でしか得ることのできない能力を効率的に向上させていくことが可能になりますので、順番は間違えないように取り組みましょう。

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