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初心者が励むTOEICのリスニング対策学習も音の理解から

2021/10/02

初心者が励むTOEICのリスニング対策学習も音の理解から

 
英語学習を始めたばかりの方は、リスニング学習で英語をただ聞くという勉強方法に取り組んでしまいがちです。ですが、これでは聞く力を効率よく養うことは難しくなります。初心者が励むTOEIC試験のリスニング対策学習も音への理解を意識しなければいけません。
 

日本語とは異なる音を意識する

 
日本人は日本語に慣れ親しんでいるため、無意識的に日本語に似た音を探してしまいます。
洋楽を聞いている時に、英語のはずが一部日本語に聞こえる瞬間ってありませんか。
このように話されている言語や流れている音声が英語であっても、日本語に自動的に変換されてしまうケースというのは多々あります。
 
そして、英語は日本語と比較すると音の数も多く、日本語にない音を訓練なしでは捉えることが難しくなります。さらに英単語ではなく文章となるとリエゾンやリダクションといった音の変化も新たに加わるため、英語を聞き取るためのトレーニングを重ねなければ、文章を聞くという行為は非常に高いハードルになってしまいます。
 
目視では意味の違いを正確に答えることのできる人が多い英単語rightとlightですが、耳からの情報だけだと正解を導くのが困難と感じる人も少なくありませんし、発音するとなると、さらに難しいと感じることでしょう。
そのため、いきなり文章を聞くという学習方法ではなく、英語という言語特有の音を理解することからスタートする必要性があるのです。
 

アクセントやイントネーション

 
日本語は抑揚がなくフラットな言語になります。一方で英語は単語ごとにアクセントがあり、文章となるとイントネーションやリズムも重要なポイントになってきます。
 
スピーキング力で見れば文法や音が正確であってもアクセントやイントネーションにリズムを掴んでいなければ、伝わらないこともあります。そして、リスニングでは、強弱や抑揚といった大切な役割を担っている要素を理解していることで、速いと感じて聞き取れない、音の変化が激しくて追い付けないといった問題も緩和することが出来ます。
 
音の基礎知識を蓄える段階でも、文章のリスニングで聞き取り力アップを図る際にも、構文や音の正確さだけではなく、アクセントやイントネーションにリズムを意識して勉強に励むと良いでしょう。
 

まとめ

 
英語は聞いた分だけリスニング力が自然とアップするわけではありません。
TOEIC試験でリスニングセクションを苦手としている方は、音の正確さだけではなく、リズムやアクセントといった総合的な音知識についても意識して取り組みましょう。
そして、音にも基礎力となる知識がありますので、いきなり文章から始めずに、基礎強化を行ってから始めることをオススメします。

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