私生活や仕事で活かすことのできる英語力を身に付ける学習法

私生活や仕事で活かすことのできる英語力を身に付ける学習法

 
TOEIC試験や受験といった期限があるものを対象として英語学習に励む際には、問題集や参考書を活用して目標達成に向けて励むことでしょう。ですが、使える英語力を目指すなら、私生活や仕事で活かすことのできる英語力を身に付ける学習法に取り組まなければいけません。
 

教養や知恵も身に付く学習

 
TOEICやTOEFLなどの英語民間試験に挑む方も、英語を話せるようになりたいと考えている方も、語学力を向上させることに必死になって、英語は何かを学ぶためのツールであったり、仕事で活かす武器になるという意識が薄くなってしまう傾向にあります。
焦る気持ちも分かりますが、たまには問題集や参考書から離れた勉強方法に取り組むこともオススメです。
 
試験という枠組みにとらわれず、英語でのコミュニケーションに不可欠な語彙力を高めることができたり、相手に伝わりやすい文章構築力が備わったりとメリットが豊富な勉強方法が読書になります。
 
そして、本を読むという行為自体にも想像力や発想力が身に付いたり、思考力や記憶力の向上といったメリットがあり、さらに書籍によっては私生活や仕事で活かすことのできる教養や知恵を養うこともできるのです。
 

活きた英語を意識する取り組み方

 
ただ何となく読むだけでも語彙や表現を学ぶことはできます。
ですが、英語の使い方までの理解を深めることは難しくなります。
そのため、英字の書籍を読むという学習方法を取り入れ学習効果を存分に吸収するといった目的を達成するには、英語習得の足枷となっている英語の扱い方の改善にも意識を向けなければなりません。
 
英語のリーディング力だけではなく、すべての技能を強化する学習において効果を半減させてしまうのが日本語を介した英語となります。
日本語を介する英語の特徴は、文字を中心とした学習を行う際に、英語を理解するために日本語へと戻し読みする癖が身に沁みついている傾向にあります。
 
これらは英語を理解しようとする意識が強い半面で、英語自体の難易度を上げてしまっている扱い方となるため、読書学習であっても日本語を介さず英語を理解できる様に意識しなければいけません。そして、英語を英語として捉えられる英語脳を養っていくことで、英語学習の向上や英語習得へと繋がっていきます。
 

まとめ

 
言葉を学ぶ方法として書籍を読むことは有効です。また、語学の勉強だけではなく本を読むという行動自体に多くのメリットがあり、学びがあります。
英語の勉強方法と言えば問題集や参考書が定番で、英語習得に向けて焦って取り組む方も多いですが、時には勉強感の強い学習から離れながら能力向上に結び付ける学習方法に取り組んでみるのも良いでしょう。