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転職目的の試験はTOEIC以外にも。日商ビジネス英語検定とは?

2022/01/02

転職目的の試験はTOEIC以外にも。日商ビジネス英語検定とは?

 
日商ビジネス英語検定はTOEICよりも認知度は高くありませんが、海外取引を中心としている企業へは強力なアピール材料となります。就職や転職で有利になるからと英語試験を受ける方もおりますが、実務を想定した使える英語力を武器にしたい方は日商ビジネス英語検定もオススメです。
 

日商ビジネス検定で身に付く力

 
日商ビジネス英語検定の大きな特徴は国際取引における実務的な内容が出題され、日常的に使用することになる計画書・契約書・企画書・報告書といった英語での文書作成能力が身に付きます。
 
ビジネスでの具体的な場面を設定した出題となるため、仕事で必要な語彙力が高まるだけではなく、実践的なビジネス知識が高まります。そして、ライティングが中心となるため、複雑な内容を正確に記録する伝える能力を伸ばせることでしょう。
 

各級の難易度

 
日商ビジネス英語検定3級は選択問題が中心でハイレベルな記述問題は出題されません。
TOEICスコアに換算すると350点~600程度であるため、英語試験としては易しい方になります。ですが、貿易関連やビジネス文書などの基礎知識が求められるため、改めて語彙力を高める対策学習は必須です。また、就職や転職では2級以上が評価されるため、3級は入門という感覚になります。
 
転職のために日商ビジネス英語検定をアピール材料として活用したい方は、まずは2級合格を目標としましょう。TOEICスコアで換算すると600点~700点が目安になります。
3級と解答形式は変わりませんが、問題文が長くなったり、求められるビジネス知識も広く深くなるため、海外取引に今まで携わることがなく実務経験が少ない方には、難しいと感じられます。
 
1級になるとTOEICスコア目安は750点~800点になりますが、TOEICの解答はマークシートなのに対して、日商ビジネス英語検定は記述(ライティング)がメインになるため、TOEICでハイスコアを獲得している人でも合格は難しいです。
 
出題内容は、契約書などの文書を一から作成したり、分析記述などとなるため、就職や転職を目的とした受験者よりも、現在貿易関連会社や国際取引を行う商社などで働いている人がキャリアアップを図るために受験するケースが多くなります。
 

まとめ

 
TOEICはビジネス英語力(英語知識)を測るものになりますが、日商ビジネス検定では英語を使用したビジネスでの実務力が問われる試験となります。
知名度は低いものの貿易関連会社や外資系といった海外取引を行う企業では、高い信頼を得ている試験でもあるため、募集要件となっていることもありますし、歓迎スキルとして指定されていることもあります。英語を即戦力としている企業への転職を考えている場合にはTOEIC試験だけではなく、日商ビジネス検定の受験も検討すると良いでしょう。

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