立命館大学編入にTOEICやTOEFLのスコアは使えるか

立命館大学編入にTOEICやTOEFLのスコアは使えるか

 
国内外から優秀な学生が集まる立命館大学。グローバルな活動に力を入れており、留学生との交流も盛んです。編入するにはどのくらいの英語力が求められるのでしょうか？ 立命館大学編入にTOEICやTOEFLのスコアは使えるかについてお伝えします。
 

立命館大学の強み

 
京都府に本拠地を置く立命館大学は、2020年に創立120年を迎えた歴史ある私立総合大学です。関西地方屈指の難関大学としても知られ、「関関同立」のひとつに数えられるほど。
そんな立命館大学の強みのひとつは、多様性を大切にしていること。創立者の「自由主義と国際主義」の精神を受け継ぎ、「自由にして清新」な学府を目指しているのです。
 
伝統ある京都府は、府外からは排他的なイメージを持たれることもありますが、立命館大学には全国各地から学生が集まってきます。さらに世界中の70を超える国・地域から来た留学生が共に学んでおり、2019年には新たにグローバル教養学部が開設されるなど、国際交流に重きを置いているのが特徴です。国際交流や言語学習を目的とした「BBP（Beyond Borders Plaza）」では、英語学習や留学に関する相談や、留学生との異文化交流イベントの開催などが行われています。
 

立命館大学編入にはTOEFLは使えない

 
上述のように国際交流に力を入れている立命館大学に編入する場合、高い英語力が必須となるのでしょうか。
立命館大学には社会科学、人文科学、自然科学の領域で16の学部があり、幅広い分野の学びを提供していますが、2022年度時点で編入学を受け入れているのは理工学部のみです。募集人数は理工学部の各専攻で1～2名。今後変更がある可能性はありますが、かなり狭き門と考えて良いでしょう。
 
出願時には、TOEIC L&Rのスコア証明書のコピー提出が求められます。TOEFLやIELTSが認められる大学もありますが、立命館大学編入で受け付けているのはTOEICのみである点に注意しましょう。
 
TOEICスコアは99点満点で換算され、換算式は「TOEICスコア÷10（小数点以下は四捨五入）」と明示されています。この他、数学と物理学の筆記試験がそれぞれ100点満点で実施されるので、TOEICで高得点を取っておくと有利になりますね。
 

まとめ

 
英語学習に熱心な立命館大学は、在学生の総合的な英語力も高いと思われます。留学制度も整っており、学内で国際交流も楽しめる環境なので、英語力を磨いてチャンスを活用できるといいですね。
TOEICはLIBERTYのメソッドをしっかり対策をすれば誰でもスコアアップすることができます。編入の入試を有利にすすめるためにも、ぜひ高得点を狙ってください。