富山大学の医学部学士編入の試験には高い英語力が必要？

富山大学の医学部学士編入の試験には高い英語力が必要？

 
富山大学の医学部学士編入にはTOEFLスコアが不要なので、英語に自信がなかったり、外部のテストを受けている暇がない社会人にも人気があります。「富山大学の医学部学士編入の試験には高い英語力が必要？」について考えてみます。
 

富山大学医学部の概要

 
富山大学医学部は1975年からの歴史を持ち、「仁義の精神」をもった医療人の育成と質の高い研究で世界に貢献しています。
特徴のひとつは、東西医学の融合を目指しており、和漢医学も学べること。漢方など東洋医学を専門的に学べる医学部は少ないので、興味がある人にとっては貴重ですね。
 
また、医療現場では医師、看護師、薬剤師といった専門家がうまく連携を取ることが重要だとの考えから、入学から卒業まで全分野合同での教育が行われています。自分とは異なる専門への理解を深めることによって、知識・技術に留まらない実践的な能力を身につけることができるでしょう。グループワークで医療をめぐる問題について考える機会もあり、多様な価値観が考え方を学ぶことができそうです。
 
また、1年次には人文学部や工学部など、医療分野以外の学生とも一緒に基礎科目を履修し、交流することができます。体育系から文化系までさまざまなサークル活動があるので、勉強だけでない充実したキャンパスライフを送れるでしょう。
 

TOEFLなしで受験できる富山大学医学部学士編入

 
富山大学医学部では2年次への学士編入学を受け入れています。
医学部学士編入は、出願時にTOEFLスコアを求める大学が多いですが、富山大学では数年前から不要となりました。募集人員は少数ですが、試験科目が比較的少ないため、文系出身でも目指せる医学部として注目されています。
 
一次試験の試験科目は1時間の課題作文と3時間の総合試験のみ。この3時間もある総合試験がなかなか厄介です。過去の傾向からは、科学や統計学などに関する英語の論文を使った大問が3つ出題され、記述式での回答を求められます。
 
専門分野に関する基礎知識はもちろん、高い英語の読解力も必要になります。TOEFLが不要だからといって英語力が不要なわけではなく、むしろより高度な英文に一発勝負で挑まなければならないので、英語力をしっかりと磨いておかなければなりません。
 

まとめ

 
TOEFLやTOEICは出題範囲や出題傾向が分析しやすいため、自分でコツコツと勉強してスコアを伸ばせる人もいます。ですが富山大学医学部学士編入試験のように独自の試験だと、自分では対策の立て方がわからず途方に暮れてしまうことも。
 
LIBERTYでは目的に合わせたカリキュラムを組むこともできるので、どこから手を付ければいいかわからないという方にもおすすめ。独自のメソッドで、単なる試験対策ではない本物の英語力を身につけることができますよ。