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ネイティブでも失敗するTOEIC試験の注意するべき点

2021/03/02

ネイティブでも失敗するTOEIC試験の注意するべき点

 
英語を母国語とし英語力の高いネイティブがTOEICを受験しても、満点スコアである990点が必ずしも取れるというわけではありません。英語力ではカバーできないネイティブでも間違え失敗してしまうTOEIC試験の注意点を知り、対策を練って挑みましょう。
 

TOEIC試験の難点は集中力

 
TOEIC試験ではビジネス英語が出題されますが、ビジネス知識やボキャブラリーの少ない小学生であっても900点以上は取れるくらい、ネイティブにとっては簡単だという意見の多いテストになります。
 
では、簡単なのに満点が取れないのはなぜか。
それは長すぎる英語試験による集中力の欠如です。
 
リーディングにおいては、私たち日本人が日本語であったとしても、つまらないと感じる本を長時間読み続けるのは苦労しますし、興味のない本を流し読みすれば頭に入ってこなくて、あのシーンではどのような状況であったのか再確認でページを戻って遡るといったケースもあり、興味のないこと単調なものというのは集中力を保つのが難しくもあります。
 
また、TOEICで使用される英語の音はノンネイティブが聞き取りやすいように、綺麗でゆっくり目でもあるため、ネイティブにとっては寝入る前の童話を聞かされているような感覚に陥ります。ストーリーで成り立つ童話に比べたら、興味もそそられない面白くもない話を長々と聞かされる試験では、より眠気を誘い集中力が持っていかれるとも言えるでしょう。
 

日本人にとっては時間も集中力も足りなくなる試験

 
長時間の拘束は集中力を低下させるものですが、日本人にとっては集中し過ぎるあまりに疲労することで最後まで維持できないという問題も抱えているため、集中力低下によるリスクは倍以上となるでしょう。
さらに試験会場という自宅とは異なる緊張感、制限時間による焦りなどが本領を発揮できないという状況を作りやすくしているとも考えられます。
 
英語力に自信をつけることでカバーできる部分もありますが、試験対策学習により流れに慣れ出題傾向を把握し、タイムマネジメントも重要視した取り組みを行うことをオススメします。
 

まとめ

 
日本人が試験で結果を出すためには、英語力に加え試験慣れしていることがポイントとも言えます。
しかし、テクニックを屈指してハイスコアを獲得しても、4技能を測る英検やTOEFLといった試験では満足のいく結果をだせなかったり、コミュニケーションが図れる使える英語力を持ち合わせていなかったりもします。
 
就職やキャリアアップにスコアは大切かもしれませんが、英語は言語であるため、コミュニケーションを図れなければ意味がありません。そのため、テクニックが主体となる英語力ではなく、使える英語力を身に付けつつテクニックをサポート的な位置づけで活用していきましょう。

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