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英会話の練習を始めるなら最初は英語運用能力の高い日本人

2021/06/01

英会話の練習を始めるなら最初は英語運用能力の高い日本人

 
外国人と英語で会話を交わせるレベルの英語力を目標とする方も多く、英語の基礎学習を終えて英会話練習に移行しようとする際に、外国人と話したいと考える人も少なくありません。しかし、慣れていない段階では、英語の運用能力の高い日本人がオススメです。
 

得るものが少ない外国人との英会話練習

 
ネイティブスピーカーの英語を聞くことで、発音や話す速さに相槌など、多くのものを学ぶことが出来ます。
しかし、英語レベルが低い方は経験を積むという目的のために交流を図るのは良いのですが、英語学習として取り組むのはオススメできません。
 
なぜなら、実際に会話となると外国人との英会話はハードルが高いものになります。
英語が堪能で会話を楽しむのではなく、実力を試したり、分析して次の学習計画に役立てたりする場合に、できない部分や出来ている部分というのをはっきりと明るみにする必要があります。
しかし、英語学習段階で英語を操れるレベルまで習得していない人は、自分一人では問題点や改善点を明確にすることが困難となります。
 
そうすると頼みの綱となるのは練習相手になりますが、英語でフィードバックを貰っても当然理解することは難しくなるため、日本語で説明することのできる日本人が良いのです。
また、分からないところは日本語で尋ねることができるというのは、英会話慣れしていない方にとっては安心感があり、英語を話すという行為に躊躇してしまいがちの人にとっては取り組みやすくもあります。
 

日本語を話せる外国人が練習相手でも問題ない?

 
日本語で指摘やアドバイスを貰える点だけ考えると、日本語を話すことのできる外国人でも良いのではと考える方もいることでしょう。
 
しかし、生活する中で英語を身に付けた人は感覚で英語をマスターし、文法の構造などは意識せずに染み付いてきたため、正誤で判断することはできても英語を学習する過程での改善点やアドバイスは貰えることは難しいでしょう。
しかし、日本人にとって母国語でも公用語でもない英語は、ほとんどの人がインプット学習やアウトプット学習に実践経験を積んで試行錯誤しながら習得してきました。そのため、日本人が苦手に感じやすいポイントなども理解してくれる部分が多いため、英語運用能力の高い日本人との英会話からスタートさせるのがオススメなのです。
 
ですが、どうしても日本語が話せる外国人と練習を行いたいというこだわりがある方は、講師として教えるスキルも備わっている人から指導してもらうのが良いでしょう。
 

まとめ

 
ネイティブとの英会話で英語力を効果的に吸収できるのは、一定レベルに達した方になります。英語初心者の方は、英語を話して聞いてといった実践的な方法で練習を行い、英語力を磨きたいのであれば、まずは日本人とのトレーニングから始めましょう。
もちろん外国の方と単純に交流したいといった目的がある方は経験となってくれるため、苦痛ではなく楽しさを感じることが出来るのであれば積極的な交流はオススメです。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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