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TOEICスコアと実用性のある英語力のギャップについて

2021/08/01

TOEICスコアと実用性のある英語力のギャップについて

 
学生にとって民間英語試験が一番身近な英語力を試す場の一つとして考えられています。学習時間を費やし得た力を試すことで、英語に対して何が得意で不得意かを知る場面にもなります。今回は、TOEICスコアと実用性のある英語力のギャップについてお伝えします。
 

TOEICスコアと実用性のある英語力

 
大学進学や就職活動の際に、TOEICは自身の英語力を測るだけでなく、スコアを活用して受験や就職を有利にしたいと考える学生は多く、英語学習もTOEICでハイスコアを獲得できる様な学習に取り組んでいるのではないでしょうか。
 
TOEICの特徴はリスニングとリーディングの2技能を測る試験となり、英語技能全般の能力が必要となる試験ではないため、TOEIC対策も2技能のみを伸ばす勉強を押し進めるケースも少なくはありません。
 
ですが、この2技能のみを伸ばす学習で獲得したスコアは、受験などを有利にすることが出来ますが、留学や仕事で活用する事は出来ません。実用性のある英語力が測れているとは言えないのです。
 

英語力のギャップについて

 
TOEICや学校のペーパーテストは、単語や文法を暗記する端的な学習を続けスコアアップに繋がると総合塾などでは学ぶケースが多いのですが、話せる・書けるといったアウトプット能力を向上させる学習を行うことは少ないため、英語技能全般が向上することはありません。
 
ハイスコアを獲得できても話せない・書けないという状況は、現代社会において求められる英語力としては物足らない英語力であり、コミュニケーションツールとして役立つ英語力を身に付ける必要性があります。
 
このギャップが学生の英語学習にも影響していて、本来求められている力は英語技能全般が養えていることであるのにもかかわらず、大学受験などを有利に働かせるための英語力はTOEICなどでの結果といったペーパーテスト対策が重要視されていることが問題なのです。
 
ハイスコアを獲得しても英語が話せないでは意味がないため、英語学習に励むのであれば将来性のある英語力を養える学習に取り組むことをおすすめします。なぜなら、英語技能全般の能力が向上すれば必然的にTOEICなどのペーパーテスト対策にもなるため役立たせ方を考え、効率的な学習に切り替えることが大事なのです。
 

まとめ

 
TOEICスコアは大学受験や就職先で昇進などの参考材料にも利用される非常に重要な試験といった位置づけですが、この試験だけではスピーキングやライティングといった能力が測られないため、英語学習もインプット学習を主体に努力してしまう学生が多いのも事実です。しかし、将来性を見据えた際には、英語技能全般の能力が備わっていなければ、活用する幅も狭まってしまうので、英語学習への取り組み方もしっかりと考えていきましょう。

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