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英語学習定番の問題集は例文を暗記するためのツールではない

2021/12/01

英語学習定番の問題集は例文を暗記するためのツールではない

 
大学受験やTOEICなどの試験を受ける際に、定番となっている勉強方法が問題集の活用です。問題を解くのではなく、掲載されている例文を丸暗記して英語を扱おうとしてしまう人もいます。ですが、理想とする英語力を手にする道のりは厳しいものになってしまいます。
 

そもそも丸暗記は有効?

 
英語の問題集、単語集には例文が掲載され、フレーズ集といった教材が販売されていることもあり、英語を丸暗記して使いこなそうとする人も少なくありません。
相手に伝わることで最初は使いこなせている様に感じますが、英語が一向に思うように扱えず、学習効果を実感できなくなってきます。そして、間違った勉強方法なのではないかと疑問を抱いたり、こんなに勉強しているのにと悔やむことにもなるでしょう。
 
英文を丸暗記してしまう人でも、英文を使いこなしたいという気持ちに変わりないと思います。英単語や英文法を覚える際にも、実際に自分が使用する言語であるということを忘れないことが大切になります。
 
例文の中には限られたシーンでしか用いらないものもあります。そのため、使える場面の少ない例文を覚えるよりも、実際に使うことを想像しながら例文を元に文章を構築できるようにすることで、知識としてストックした方が良いでしょう。
 

問題集の正しい使い方

 
TOEIC対策といった特定の試験に特化した問題集を解くことで試験の特徴を理解することができるため、対策手段としては有効となり、スコアアップに役立てることができます。
ですが、問題集を解くだけで英語が操れるようになるわけではありません。
 
問題集は例文を暗記するためのツールでもありませんが、英文法の知識を完結させるためのものでもありません。問題集に収録されている問題を全て解ききることが出来たとしても、英文法の知識が完璧になるわけでもなく、英語が不自由なく扱えるようになるという保証もないのです。
 
問題集は試験の傾向を知り耐性をつけるためであったり、今ある知識を再確認するためのツールとして上手に活用していきましょう。
 

まとめ

 
英語学習ではとりあえずで問題集や参考書を購入して励む人は少なくありません。その中で、例文を暗記しながら英語知識を高めようとしてしまう人もいますが、暗記で英語を扱おうとしてしまうと、英語の使い方について理解が深まることがないため、英語が上達しないという悩みから一向に開放される兆しも見えなくなってしまいます。
 
問題集に限らず、英語の学習方法は多様化し充実している状況ですが、使用するタイミング、取り組み方を間違えないように注意しましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
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