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通訳スキルを可視化するためのビジネス通訳検定(TOBIS)

2022/03/02

通訳スキルを可視化するためのビジネス通訳検定(TOBIS)

 
通訳案内士を除き、通訳を仕事とする場合には必須資格はありません。しかし、英語力同様に通訳スキルも自己申告では信憑性に欠けてしまうため、能力を可視できる試験にチャレンジすることも大切です。今回は、通訳スキルを可視化するためのビジネス通訳検定(TOBIS)についてお伝えします。
 

活躍は多岐に渡る通訳者

 
文章を変換する翻訳とは異なり、通訳は音声を別の言語に変換して音声にて伝える仕事になります。瞬時に言葉を理解する瞬発力や高いリスニング力が必要となりますが、単語帳のように言葉をただ当てはめただけでは相手が理解に苦しんでしまうこともあるため、自身で適切な言葉を考えまとめる柔軟性も大事な能力の一つです。
 
そんな通訳者が活躍する場所は、国際社会ということもあり、多岐に渡ります。
来日したスポーツ選手や俳優のインタビューに立ち会うこともありますし、医療や福祉の現場で活躍する人もいます。また、貿易会社や外資系など企業内に駐在している通訳者もいます。そして、高いスキルと経験が評価されることで学術的な知識が必要となる国際会議を任されるケースもあります。
 

通訳スキルを示すビジネス通訳検定(TOBIS)

 
通訳者になるためには資格は必要ありませんが、就活で能力をアピールするためにはスキルを可視することが大事になります。そこで活用できるのがビジネス通訳検定(TOBIS)になります。ビジネス通訳検定はビジネス英語に焦点が当たっており、英語力や通訳の技術力だけではなく、ビジネスの基礎知識も必要となります。
 
ビジネス通訳検定は、逐次通訳試験(2級~4級)と同時通訳試験(1級)の2種類に分かれています。ただし、同時通訳試験を受ける場合には2年以内の2級合格が受験資格条件となります。
 
理解力や言語能力だけではなく表現力も評価対象となります。自身の力を試すために受験することもできますが、弱点に対しての細かなフィードバック・アドバイスも貰えるため、弱点を克服し通訳者としての能力アップにも役立てることができる試験でもあります。
 

まとめ

 
企業への就職においても、フリーランスとしての活動としても、通訳者としての技術力を証明することは、信頼を得ることにもなります。ビジネスシーンではTOEIC試験の知名度が高く、英語力の証明として活用されていますが、通訳者としての技術力をアピールしたい場合には、ビジネス通訳検定の受験も考えてみてはいかがでしょうか。

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