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プロ野球にサッカー日本代表で見かけるエスコート通訳者の英語力

2022/05/01

プロ野球にサッカー日本代表で見かけるエスコート通訳者の英語力

 
通訳という仕事の中にはさまざまな種類があり、通訳者という仕事のイメージの中でもメディアに出る割合が高いのがエスコート通訳者となります。今回は、プロ野球にサッカーで見かけるエスコート通訳者の英語力についてお伝えします。
 

エスコート通訳者とは?

 
テレビなどでスポーツ観戦していると、試合後などにプロ選手のインタビューや海外の俳優やアーティストがやってきた際に付き添う通訳者がいますが、このようなメディアへの露出も多い通訳者をエスコート通訳者と言います。
 
エスコート通訳者として働くには、派遣会社などで経験を積んで採用されるというよりも、スポーツ関連や芸能関連のコネクションが結びつく傾向が強いとされています。
戸田奈津子さんがトムクルーズなどの来日の際には、エスコート通訳者として同行することが多いことも、戸田奈津子さんが字幕翻訳家としての仕事が多いことでチャンスが巡ったとも考えられます。
 
また、2002年の日韓ワールドカップの際に、フィリップ・トルシエ監督の傍で通訳として有名になったフローラン・ダバディさんも、フランスワールドカップの際に、日刊スポーツに現地情報の入手や翻訳の手伝いをした経験などもあり、日本サッカー協会より声が掛り、トルシエ監督の通訳者として採用されています。
 
近年では、MLBで年間MVPを獲得した大谷翔平選手の通訳として現地でも有名になった水原さんなども専属通訳者として活躍しています。
 
華やかな舞台で瞬時に通訳する仕事ですので、非常に高いレベルでの同時通訳スキルが必要とされることにもなります。
 

エスコート通訳者に求められる英語力

 
エスコート通訳者に求められる英語力は、瞬時に質問・回答を行わなければならないため、専門性のある内容から日常レベルの会話まで対応できなければなりません。
 
スキル証明出来る状況にするのであれば、TOEICの900点以上。TOEFL100点以上の英語力は必須とされています。読む・書く・聞く・話すという4つの技術を測定する試験で結果が求められるので、通訳者のスキルを判定する試験TOBISで2級から1級を取れるレベルは求められることでしょう。
 
なぜなら、エスコート通訳者は、代弁者でもあります。
言葉の通訳のニュアンスが間違っていれば伝わる内容も変わってきます。
言葉の分からない人にとっては、通訳者の言葉が全てとなり得るため、正しく正確に通訳できなければいけませんので、高い語学力だけでなく専門的な内容にも対応できるだけの学習能力も試されるため、やりがいはありますが責任も伴う仕事となります。
 

まとめ

 
通訳と言う仕事は、エンターテインメントの世界やビジネスシーンでも、活躍の舞台が用意されていますが、失敗が許されない仕事でもあります。
逐次通訳とウィスパリングの両方を使用するレベルの高い職種となりますが、英語を使った仕事に就きたいという人の憧れの職業でもあるでしょう。
コネクションなどの要素や実績も必要となるため、ハードルは高いですが幅広く活躍していくことで、仕事が舞い込む可能性もあるので、自身の英語力を伸ばしていくことが重要だと言えます。

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