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履歴書に書けるのはTOEIC試験スコア600点ではない?

2021/09/02

履歴書に書けるのはTOEIC試験スコア600点ではない?

 
英語力を保有する人材を求める企業が増えている中、仕事や日常における英語力を測定する試験となるTOEICを就職活動でのアピールとして活用する就活生も多い状況です。今回は、履歴書に書けるのはTOEIC試験スコア600点ではない?についてお伝えします。
 

TOEIC600点レベルの英語力

 
TOEICスコアが募集の要件となっている企業を志望する場合には、自身が目標とするべきスコアは自ずと定まっていくものですが、特にTOEICスコアが条件とされているわけではない企業への就職活動では、何点以上が履歴書に書けるレベルなのか迷われることでしょう。
 
一般的に推奨されているレベルが600点以上になります。これは日本人のTOEIC平均点が500点後半であることから、600点が最低ラインとして考えることが多いと言えます。
 
ギリギリ600点に到達している人と、600点後半では英語力に差がありますが、簡単な日常英会話や業務上の英語メモを読み取ることができる、海外旅行などでは困らないレベルと考えられます。しかし、外国人クライアントとの打ち合わせ、アジェンダの作成などハイレベルな英語力が要求される場合には業務遂行が厳しいため、仕事で使える英語力としてのアピールには不十分となります。
 

企業にアピールできるTOEICスコア

 
職業や職種に配属部署などによって企業にとって必要な英語力は異なり、何点あったら大丈夫?と言った基準はありません。そのため、企業アピールを意識するのであれば、業界を考慮して履歴書やエントリーシートに書くべき点数を定め、目標スコアとして掲げTOEICを受験することが賢明です。
 
海外旅行者や在日外国人との接点が多くなる販売接客業では、簡単なやり取り可能な英語力でも備えていれば採用したいと思える人材となり得るため、TOEIC600点取得者でも重宝されるでしょう。しかし、社会問題を考慮した意見交換や自社製品のプレゼンといった業務内容をこなすには、600点では心もとないスコアになってしまいます。
 
特に外資系などの英語力がなければ仕事が行えないという企業への就職では、英語レベルが低ければ働けないのはもちろんですが、就活を行うライバルたちも800点や900点を取得しているため、TOEIC試験のスコアが低ければ一次審査の通過も厳しいと言えるでしょう。
 

まとめ

 
TOEICスコアが何点からアピールできるのかは希望する就職先によって異なってくると言えます。また、新卒採用よりも即戦力を求めて募集することの多い転職においては、中途半端なスキルでは、より内定が厳しいでしょう。
そして、スコアを基準として学習に励むのも良いですが、何よりも企業は試験でのスコアではなく、実践で活躍することのできる英語力を求めていますので、その点だけは決して忘れずに目標スコアをクリアするためにTOEIC試験対策学習に励むことが重要です。

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