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音読学習方法でも英文法を意識する?目的に沿った使い分け

2021/11/01

音読学習方法でも英文法を意識する?目的に沿った使い分け

 
文法を意識するなら黙読でも十分に行えるため、わざわざ英語を声にする音読学習は発音の知識強化を図るための学習方法という認識でいる方も少なくはないでしょう。今回は、音読学習方法でも英文法を意識する?目的に沿った使い分けについてお伝えします。
 

黙読では得られない効果

 
黙読と音読の最大の違いは、英語を声に出すかどうかです。
黙読は目から入る情報だけになりますが、音読はスクリプトを追う視覚、発話するための口、スクリプト音声を拾う・自身が発した音をキャッチする聴覚を使うことになります。
そのため、黙読よりも3倍の情報を取り込むことが可能になります。
 
視覚からですと、ほとんどが脳に頼りきりの記憶になってしまいますが、目と口と耳を使い記憶する場所が増えることで、記憶をインプットしやすくもなりますし、体に記憶していくことで感覚的に扱うことができる忘れづらい記憶として定着しやすいという利点もあります。
 

音読の目的

 
音読は自身が強化したいポイントに絞って取り組むことのできる英語学習方法になりますので、ただネットでオススメされていたからと活用するのではなく、自身が取り組む目的を明確にすると、より望む効果を得ることが出来ます。
 
発音力といっても弱点や克服したいポイントは異なります。
・アクセントやイントネーションへの理解を深めて、より伝わりやすい音を身に付けたい。
・読めるけれど聞き取れない。視覚と聴覚のギャップを埋めたい。
・そもそも文法となると顎や舌が上手く使えなくなる。
・音声変化を体に馴染ませたい。
といった具合に、個人によって課題は異なるため、音読学習に取り組む目的や目標はあらかじめ決めておきましょう。
 
また、文法を意識する必要性についてなのですが、最初は意識して構造について知識を蓄えることは構いません。ですが、最終地点として欲しいのが文法に対して無意識になることです。文法に意識を向けてしまうと、どうしても日本語に変換したり、戻し読みによって英語を捉えようとしてしまうため、英語を聞いて文字化せずにイメージ化して英語を英語として捉えられるようにすることが大切になります。
 

まとめ

 
音読学習では、自身の高めたい能力によって文法を意識的に捉えるか否かは変えるべきと言えます。そして、音読は音を発する学習でもあるため、音から意味を理解するという一連の工程を円滑にするための英語脳作りにも活用すると良いでしょう。
また、シャドーイング学習よりも難易度の易しい学習方法でもありますので、シャドーイング学習がまだ早いと感じる方は、一度音読学習にトライしてみるのもオススメです。

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