英語学習者へのエール

留学/大学・大学院進学/英語学習/その他関連記事

大学編入ってなんだろう?的を絞って解説します!

2022/01/02

大学編入ってなんだろう?的を絞って解説します!

 
大学は「入ってしまえば卒業までそこで過ごす」というのが一般的です。実は編入という制度があり、入学した大学と卒業した大学が違う、ということが可能なことはあまり知られていません。今回は「大学編入ってなに?」というテーマで書いていきます。
 

大学編入システムの概説

 
編入には1年次に30単位を取得して2年次に編入する方法と、2年次までに60単位を取得して3年次に編入する方法があります。これらの場合、トータル4年で大学を卒業することができます。この他に学士編入学という、ある大学を卒業した後に別な大学に編入する方法もありますが、今回は4年で大学を卒業できる2年次編入と3年次編入について話を進めます。
 

大学編入試験の募集は大学・学部ごとに発表される

 
大学編入試験は毎年決まった募集があるわけではありません。編入試験が実施される場合は学部ごとに試験の数カ月前から募集要項が発表されます。募集人数も5名~20名程度と、あまり多くはありません。2年次編入より3年次編入の方が募集が多い傾向にあります。2年次編入の多くは私立ですが、3年次編入は国公立大学も行っています。
 

大学編入試験の科目

 
大学編入試験の大きな特徴が、試験科目です。大学入学試験の方では興味の有無にかかわらずたくさんの科目の勉強をしなければなりませんが、編入試験では希望する学部の専門科目(論述の場合が多い)と小論文、面接、そして英語となっている場合がほとんどです。国公立大学の入学試験では多くの場合大学入試共通テスト(旧センター試験)で5教科7科目が必須科目になっており、興味や得手不得手の関係で国公立大学進学を断念したという経験を持っている人も多いのではないでしょうか。
 
一方編入試験ではもともと好きで勉強している自分の専門科目に絞れるので国公立大学を諦めていた人へのチャンスにもなります。しかし、そこでまた立ちはだかるのは(英語を専門に勉強している学生を除きますが)英語です。専門科目の他に唯一英語だけは、やはり試験を受けなければなりません。
 

大学編入試験の英語はどう勉強したらいいか

 
大学編入試験の英語をクリアするためには、ずばりTOEIC かTOEFLを受験しましょう。多くの場合これらのスコアが編入試験に利用できます。中には「〇〇点以上」を出願要件としているところもあります。TOEICとTOEFLのどちらを勉強するかは今後の自分の向かう方向で決めてください。
 
TOEICの方が多くの大学が編入試験に採用している上に就職活動や就職後の昇進などで参考にされることが多くなっていきます。
 
一方、海外の大学が留学の際に求めるのは基本的にTOEFLのスコアとなりますので、留学を考えている人はTOEFLを受験しましょう。もともとTOEFLはアカデミックなシーンでの英語力を測る試験ですので、編入学試験ではそもそもTOEFLのスコアしか認めていない上位大学などもあります。そこも必ず確認しておきましょう。
 

まとめ

 
大学編入試験は大学入学試験で手が届かなかった国公立大学や難関大学への手段として有効です。行きたい大学があったり今の大学に満足していなかったりするのでしたら、LIBERTYでしっかり英語を勉強して夢に再チャレンジしてみましょう。

帰国子女でなくても、留学経験がなくても「完璧な英語」を習得いただけます。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

今すぐ無料カウンセリングを予約する(1分で完了)

無料カウンセリングのご予約 電話

完璧で本質的な英語力の習得を目指すなら

無料カウンセリングのご予約