LIBERTY独自ランキング

RANKING


世界トップ100大学

【LIBERTY大学紹介】ハーバード大学|TOEFL・IELTS スコア

ハーバード大学

Smith Campus Center 1350 Massachusetts Avenue Cambridge, MA 02138 USA

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 3位

概要

ハーバード大学(Harvard University)は1636年にアメリカのマサチューセッツ州に設立され、その歴史はアメリカの数ある大学の中でももっとも古いとされています。世界で功績を残した著名人の多くもハーバード大学を卒業しており、その高い研究および教育水準は今もなお世界トップ5位以上のランクを維持しています。

 

Times Higher Educationによると、2020年のアメリカの大学ランキングではハーバード大学は5位、世界ランキングでは7位の位置付けとなっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states

 

ハーバード大学はアメリカはもちろん 、過去に幾度も1位を獲得しており、世界のランキングにおいてもその地位は長い歴史を通して揺らぐ事なく保たれ続けています。

入学の際に求められる英語力の水準も非常に高く、合格率もアイビーリーグの中で一番の難関校となっています。

 

長い歴史を通して最高水準の教育を受けることができるハーバード大学。

本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いていきます。

 

【ハーバード大学早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 4.04
ACT* 32-35
IELTS 7.5
TOEFL/iBT 100+
SAT* 1500-1590
アメリカ大学ランキング* 5位
世界大学ランキング* 7位
学費+生活費* $70,000/年
平均奨学金* $12,000/年
合格率* 4.6%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states

 

大学院で必要とされる英語力


 
ハーバード大学の学生は30%が外国出身の学生です。

専門的な分野の話題も全て英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

プログラム毎に必要とされる英語力のボーダーラインは以下の通りです。

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Graduate School of Arts and Sciences

GSAS

80 iBT 6.5-7.5 each program has  a different score requirement
Anthropology

人類学

80 iBT at least 6.5
Chemistry and Chemical Biology PhD

化学 / 化学生物学 博士号

80 iBT at least 6.5
Psychology PhD

心理学 博士号

80 iBT N/B
Harvard Business School

ハーバード・ビジネス・スクール(HBS、経営大学院)

N/B 7.5
MBA program

経営学修士コース

109 iBT (recommended) 7.0
Doctoral program

博士過程

109 iBT (recommended) 7.0
Graduate School of Design

ハーバード・デザイン・スクール

92 iBT with 23 on all sections
preferred 104 iBT with 26 on all sections
N/B
Harvard Divinity School

ハーバード・神学大学院

105 or higher 7.0
MDiv, MTS, Ho Scholars, and Special Students programs

特別学生、特化コース

100 iBT / 600 PBT 7.5 or higher
ThM program

神聖プログラム

105 iBT / 620 PBT 8 or higher
Graduate School of Education

ハーバード•教育学大学院

104 iBT with 26 on all sections (recommended) 7.5 or higher with individual section scores of at least 7.5
John A. Paulson School of Engineering and Applied Sciences

工学 / 応用化学スクール

80 iBT 6.5 or higher
Harvard Extension School

ハーバード・エクステンション・スクール

100 iBT 7.0
Harvard Kennedy School

ハーバード・ケネディ・スクール(HKS、行政・政治学大学院)

100 iBT / 600 PBT 7.0
MPP program

公共政策学修士課程

iBT: 25 on all sections
PBT: 58 on Reading, 59 on Listening, and 61 on Writing
7.0
MPA/ID, MPA, MC/MPA, and MC/MPA Edward S. Mason programs

公共経営学修士コース、ミッド・キャリア公共経営学修士コースほか

100 iBT / 600 PBT
iBT: 25 on all sections (recommended)
at least 7.0
Harvard Law School
ハーバード・ロー・スクール(HLS、法科大学院)
100 iBT with at least 25 in each section N/B
JD program
JDコース
None (TOEFL not required) N/B
LL.M. program
LL.M.コース
100 iBT with 25 on all sections / 600 PBT with 60 on all sections and 5.0 on TWE N/B
Harvard Medical School

ハーバード・メディカル・スクール

100 iBT N/B
T.H. Chan School of Public Health

T.H.Chan公衆衛生大学院

100 iBT / 600 PBT
23 on all sections (recommended)
7.0

参考元:

https://www.harvard.edu/

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。いずれも高いスコアが要求されますが、これはあくまで必要最低点数です。入学後も高い語学力がないと、専門性の非常に高い授業についていけませんので、できる限りボーダーラインギリギリを目指すのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。

ハーバード大学では、学生に一定水準が備わっていることを前提としている為、大学側も英語力以外の部分(SATやエッセイ等)に注目して選定しています。これらのスコアの提出は任意となっていて、提出しても合否の選定に多少の優位性が働く程度だと考えておきましょう。

また、コースの中でも細分化されて専門に応じスコアが異なったり、IELTSを受け付けていないコースもあるので注意しましょう。

 

出願から合否発表までの流れ

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。ハーバード大学も例外なくオンラインでの出願窓口が完備されており、全ての手続きをインターネット上で終える事が可能です。

ハーバード大学のウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードするだけで出願は完了します。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・受験料($105程度)

・願書提出の証明書(申請フォームの操作が完了後に発行されます)

・推薦状

・志望動機書

・GRE(アメリカの大学院出願にあたって求められる共通試験です)

・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコアが求められます)

・エッセイ(過去の論文または課題を与えられて期限内に提出します)

 

注意

・各コースによって必要書類が異なる可能性があるので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

A complete application consists of:

  • Online application form
  • Application fee payment* ($105)
  • Transcripts uploaded to the application
  • Letters of recommendation
  • Statement of purpose
  • GRE, where required (see individual program of study page for requirements)
  • Demonstration of English proficiency, where required
  • Writing sample, where required

GSAS may request additional academic documents, as needed.

(「Hravard University The Graduate School of Arts and Sciences」ウェブサイトの「apply」ページより抜粋:https://gsas.harvard.edu/admissions/apply

 

提出期限

  • 書類の提出期限:1月1日
  • 合格発表の期間:3月から5月

アメリカの大学の学期は毎年9月から始まります。ハーバード大学も同様で、9月の入学に合わせて大学側が3月から5月の間にその年の合格者を選定します。

ハーバード大学は競争倍率がとても高いこともあり、願書の提出期限はその年の1月1日となっています。つまり学期が始まる9ヶ月前までには必要書類を全て揃え、インターネット上にアップロードする必要があります。

3月で学期が終了する日本だと卒業後すぐに書類を揃えても、日程の都合上、日本の教育機関を卒業したその翌年の応募枠に回されることになります。

そのためハーバード大学を目指す際は、焦らずにじっくりと腰を据えて必要書類を揃えていきましょう。

 

ハーバード大学の合格率


 
ハーバード大学が属しているアイビーリーグの大学は軒並み合格率がとても低いことは世界でも有名ですが、ハーバード大学はその中でも特に合格率が低い大学です。

2018年度のハーバード大学の合格率は過去最低を記録しており、入学した合格者数はおおよそ42650人の受験者の内、わずか1962人でした。

これは合格率にしてたった4.6%になり、前年度の2017年もわずか5.2%の合格率でした。

世界最高水準の教育を受けるには世界最難関の審査を突破する必要があるということです。

 

学費と奨学金制度

4年間の学費と生活費

ハーバード大学は私立の大学のため、学費は他のアメリカの大学と比較しても高めに設定されています。

2019-2020年度のハーバード大学の2年間の学費は48,008ドル(約520万円 / $=107円換算)、2年間のアメリカでの生活費(居住と生活費で約300万円/年)も含めると1120万円程度は必要だと見積もっておきましょう。

 

ハーバード大学奨学金

上述したとおり、学費の高いハーバード大学では能力はあってもお金の問題で入学を断念するケースが多いようです。それに対して大学側はハーバード大学の奨学金制度を豊富に用意しています。

返済する必要がない奨学金制度やエッセイに対する賞金制度を設けているコースもあり、留学生を含む現役の学生の70%は何らかの奨学金制度を利用して、学費の援助を受けているようです。

大学院の場合には各学部で奨学金制度を設けているので、志望するコースのウェブサイトなどで確認しましょう。

 

著名な卒業生

  • John Adams(第2代アメリカ合衆国大統領 / 1755年文学士号取得)
  • John F. Kennedy(第35代アメリカ合衆国大統領 / 1940年文学士号取得)
  • Barack Obama(第44代アメリカ合衆国大統領 / 1991年法学博士号(JD)取得)
  • Elena Kagan (女性としてアメリカ合衆国4人目の連邦最高裁判所・判事 / 1986年法学博士号(JD)取得 )
  • Ban Ki-moon(第8代国際連合事務総長 / 1985年公共経営学修士号(MPA)取得)

 

参考元:

https://en.wikipedia.org/wiki/Harvard_University

 

トリビア

ハーバード大学は世界から認知される有名な大学でもあることから、観光地としても有名です。ハーバード大学側も意欲的に認知を広める活動をしていて、最寄りの駅のHarvard Squareではハーバード大学に関する情報誌やグッズ、大学観光ツアーのツーリストまであり、まるでテーマパークのような賑わいを見せています。

大学構内は基本的に解放されており、平日の構内はたくさんの観光客がハーバード大学を訪れています。

そんな観光客にとっての見所の一つに「ジョン・ハーバード像」があります。

しかしこの像の説明として彫られている銘板には真実とは誤った記載がされていることから、「3つの嘘の像」とも呼ばれています。

 

ジョンハーバード像の3つの嘘

この像の銘板には「John Harvard Founder 1638」と彫られていますが、書いてあることすべてが誤りです。

まず、John Harvard Founderという記載ですが、ハーバード大学のFounder(創設者)はJohn Harvardという人物ではありません。

John Harvardは大学設立の後援者の一人とされていて、ハーバード大学の本当の設立者は不明です。数名いた後援者の中でJohn Harvardが最も貢献したことから彼の名前が突出して広まり、ハーバード大学の設立者を立てる時に名前が挙げられました。

 

次に、設立年の1638年も誤りです。正確にはその2年前の1636年が正式な設立年です。これは銅像になっているJohn Harvardが表立って大学の設立を公表した年が設立から2年後の1638年だったため、この記載になっているそうです。

John Harvardがハーバード大学を設立したと公表した年として捉えるなら、この銘板の表記に間違いはないのかもしれませんが、ハーバード大学の”本当の”設立年と創設者という意味では誤りになります。

 

そして最後に、なんとこの銅像、モデルとなっているのはJohn Harvard本人ではないのです。銅像を作る際にJohnの写真や映像がなかったのか、それとも作った人物の悪ふざけなのかは定かではありませんが、ジョン・ハーバード像のモデルは制作に携わった当時の学生だそうです。つまり当時ハーバード大学に通っていた一般学生が銅像のモデルなのです。

 

銘板に記載にある設立者の名前と設立年が誤りであるだけでなく、銅像自体が銘板に書かれている人物ですらないのです。

 

すべてがデタラメな像なのですが、ハーバード大学の名物スポットであることには間違いなく、彼の足に触るとご利益があるとされています。

何も知らない観光客達はこの場所に訪れて、John Harvardをこの大学の創設者だと信じ、John Harvardではない一般学生の像からご利益を得ようと彼の足を触っているのです。

 

この真実を知っていると、なんとも滑稽な観光スポットだと思えてしまいますね。

 

参考元:

https://harvardmagazine.com/2015/08/how-clean-is-john-harvard

 

まとめ

世界に認められるアメリカ屈指の名門ハーバード大学。その入口を通過するのは至難の業です。

特に判断基準がテストのスコアより、エッセイや履歴書の経歴など、その人の人柄や思想などに重点を置く選考は他の大学にはないハーバード大学の特徴です。

対策や準備が少し特殊になりますが、それは言い換えれば他の大学にはないユニークな魅力とも言えます。

歴代の多くのアメリカの大統領を排出している大学としても有名なので、未来の著名人と同じ大学で授業を受けられることになるかもしれません。

 

ハーバード大学に合格したLIBERTY受講者さまの声

【S. Satoさん】

英語力不足で2浪から東大理III、ハーバード、MIT合…

TOEFL 目標達成 / 国内 難関名門大学 / 海外 難関名門大学


S. Satoさん

 

 

ハーバード大学への留学を目指しているみなさんへ


 
ハーバード大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

今すぐ無料カウンセリングを予約する(1分で完了)

無料カウンセリングのご予約 電話

完璧で本質的な英語力の習得を目指すなら

無料カウンセリングのご予約