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オックスフォード大学|TOEFL・IELTS 必要スコア

オックスフォード大学

Wellington Square Oxford OX1 2JD United Kingdom

LIBERTY トップ 100 大学ランキング 4位

概要

オックスフォード大学はイギリスの大学都市とも呼ばれるオックスフォードに所在する最も歴史のある総合大学です。設立年度は正確には判明していませんが、11世紀の末に大学の礎が築かれていて、現存する大学の中では世界で3番目に古い大学です。これまでに15人のイギリス首相を輩出しています。

キャンパスの特徴としてオックスフォード大学は建物が一箇所にまとまっているわけではなく、デパートメントやカレッジが園内に点在しており、大学の中に町があるような感じです。最寄りの街から電車やバスで1時間の距離にありますが、買い物や食事など必要なものはキャンパス内で全て揃うようになっています。

39の独立したカレッジと、6つのホールから構成されるカレッジ制を採用していて、各カレッジがそれぞれ図書館を保有しており、学習に必要な文献や資料を十分に取り揃えています。ほとんどの図書館は24時間解放されているので、自分のスケジュールに合わせた利用できます。

また大学の中には寮もあり、そこに入れば、学びだけでなく、衣食住映画の全てが大学内で可能になります。イメージとしては「ハリーポッター」の中に出てくるホグワーツ魔法学校での生活ができてしまいます。

 

教育機関としても世界最高水準で、Times Higher Educationによると、2020年度のヨーロッパの大学ランキングでは1位、世界ランキングでも1位となっています。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-oxford

 

イギリスの大学でケンブリッジ大学と並ぶ広大な敷地を持ち、学術水準も最高順位であるオックスフォード大学。

本稿ではこの大学院に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.7
ACT* 33
IELTS 7.0
TOEFL/iBT 100+
SAT* 1400
アメリカ大学ランキング* 1位
世界大学ランキング* 4位
学費+生活費* £50,624/年
平均奨学金* £20,400/年
合格率* 10.7% – 35%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

参考元:

https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states

 

大学院で必要とされる英語力


 
オックスフォード大学の大学院ではおよそ40%の学生が外国出身で、世界中から優秀な人材が集まってきます。

共通言語は基本的に英語で統一されており、当然専門的な分野の話題もすべて英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて専門性に特化した高度な語学力も求められます。

英語が母語でない学生には英語力を証明するスコアの提示が求められており、英語力のボーダーラインは以下の通りです。

 

【オックスフォード大学院-各学部が提示するボーダースコア一覧-】

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Agriculture And Veterinary

農業と獣医

100 7.0
Ethnic Studies

民俗学

100 7.0
Sciences

科学

100 7.0
Education

教育

100 7.0
Engineering

エンジニアリング

100 7.0
Engineering Related Technology

エンジニアリングの関連テクノロジー

100 7.0
English And Literature

英語と文学

100 7.0
Foreign Languages

外国語

100 7.0
Philosophy Religion And Theology

宗教哲学と神学

100 7.0
Public Affairs And Law

広報(PA)と法律

100 7.0
Social Science

社会科学

100 7.0
Media And Allied Health Care

メディアと関連ヘルスケア

100 7.0
Art Design And Architecture

アートデザインと建築

100 7.0
Business And Management

ビジネスと管理

100 7.0
Computer Science And IT

コンピュータ科学とIT

100 7.0
Environment Studies And Earth Science

環境学と地球科学

100 7.0
Humanities

人文科学

100 7.0
Natural Sciences And Mathematics

自然科学と数学

100 7.0
General And Interdisciplinary Studies

一般教諭と学際的研究

100 7.0

参考元:

https://www.ox.ac.uk/about/facts-and-figures/student-numbers?wssl=1

https://www.ox.ac.uk/admissions/graduate/applying-to-oxford/application-guide/qualifications-languages-funding?wssl=1#content-tab–1

 

TOEFLはiBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象になります。大学院での授業は高度な英語の理解力が必要とされるため、求められるスコアは一部コースを除き、TOEFLは100点、IELTSは7.0で統一されています。

 

出願から合否発表までの流れ

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、イギリスの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。オックスフォード大学も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。

公式ウェブサイトに用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。

 

出願書類

一般的にコースで必要になる書類は次のとおりです。

・申請料(£75)

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)

・履歴書

・推薦状(3通)

・学位の証明書(学部のもの)

・GREのスコア(ヨーロッパの大学出願にあたって求められる共通試験です)

・英語力の証明書(TOEFLまたはIELTSスコアが求められます)

 

注意

・ほかにも志望動機書など、各コースによって必要書類が異なる可能性があるので、必ずご自身で確認しましょう。

・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。

必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文

  • Application Fee

You should select a standard application type unless your application falls into one of the other types. You will need to pay the application fee of £75 per application.

  • Statement of Purpose

Describe succinctly your reasons for applying to the proposed program, your preparation for this field of study, and why our program is a good fit for you, your future career plans, and other aspects of your background as well as interests which may aid the admissions committee in evaluating your aptitude and motivation for graduate study.

  • Resume/CV

A resume or CV is required of all applicants, depending on which document is most appropriate for your background. There is no page limit for resumes or CVs, though we typically see resumes of one page in length. Please upload your resume or CV in the online application.

  • Three (3) Letters of Recommendation

Recommendations should be written by people who have supervised you in an academic, employment, or community service setting. We very strongly recommend that at least one of these letters be from a university professor familiar with your academic work. Your recommendations should directly address your suitability for admission to a graduate program at Stanford GSE.

  • College and University Transcripts

Transcripts are required from every college and university you have attended for at least one academic year as a full-time student. When submitting your online application, transcripts should be uploaded to the application as a scanned copy or PDF; this is sufficient for the application review process. Please refrain from sending a secured PDF/transcript with a digital signature as our system cannot upload these properly. The best way to ensure we receive an upload-able document is for you to print out the secured transcript, scan it, and upload the scanned copy (not to exceed 10MB) as a PDF.

  • GRE

In the ‘Other admissions tests’ section of the ‘Qualifications’ tab, you’re asked whether you have GRE General Test scores to report. If you select ‘Yes’ in answer to this question, you must enter your test date and results in the relevant fields in order to complete this tab.

You can upload a PDF or screenshot of your GRE Test-taker Score Report on the ‘Supporting Documents’ tab of the application form, in the ‘GRE certificate’ slot. If you don’t have a score report to upload before you submit your application, you may upload it after you have submitted your application through Graduate Applicant Self Service.

  • English requirement

If you choose to provide English language test scores with your application, you can enter the relevant information in this section:

  • TOEFL iBT: registration number, date of test, scores in each component and overall score.
  • IELTS Academic: Test Report Form (TRF) number, date of your test, scores in each component and overall score.
  • Cambridge C1 Advanced and C2 Proficiency: date of test and overall score.

The University checks IELTS and TOEFL results directly with test providers. You may only provide scores that have been achieved in a single test.

「University of Oxford」ウェブサイトの「Application Guide」ページより抜粋:

http://www.ox.ac.uk/admissions/graduate/applying-to-oxford/application-guide

 

 

 

提出期限 

大学院のほとんどのコースの始まりの時期は10月からで、Michaelmas termと呼ばれます。

少数ですが、コースによっては1月開始のHilary term、4月開始のTrinity termの3つの異なる開始期間が設けられています。

志望コースの開始時期により、提出期限も異なるため志望コースの情報に関してはしっかりと確認しておきましょう。

 

 

  • 第一提出期限:11月

一部の開始時期の早い学部コースに志願する場合は前年度の11月が締め切り期限となります。この期限に間に合うように申請が完了すると後述するオックスフォード奨学金を受けられる対象になります。何らかの理由によりこの期限内に提出できない場合は3ヶ月後の1月提出でも受諾してもらえる可能性もあります。

 

  • 第二提出期限:1月

上述のMichaelmas termと呼ばれる10月開始のコースは一般的に1月が提出期限となります。

ほとんどの学部はこのMichaelmas termに属しているため、こちらの期限に合わせての提出となります。また入学した後に受けられる奨学金の制度の申請も書類の提出期限と同じタイミングで申請することが可能です。

 

参考元:

https://www.ox.ac.uk/admissions/graduate/applying-to-oxford/application-guide/starting-your-application?wssl=1

 

 

オックスフォード大学院の合格率


 
2019年のオックスフォード大学院の合格率は10.2%〜35%です。学部によって大きく合格率に差がありますが、最難関とされる哲学(Philosophy)のコースでも10%程度なので他の名門校の合格率と比較すると合格率は高い方だと言えるでしょう。

 

同じくイギリスの難関校とされるケンブリッジ大学は17.2%とされていています。アメリカの難関校の合格率は平均的に10%を下回るため、数値だけを見るとイギリス、ヨーロッパの大学は比較的ボーダーが少し優しく設定されているようにも思えます。

しかし、在校生の留学生の比率を見ると実に8割が英語が第一言語の国出身の留学生であり、日本人の割合はわずか0.4%です。

また日本人の毎年の受験数と合格者数の割合はアメリカの他大学とデータ的にほとんど僅差であることから、決して「合格率の割合=入学難易度」とはならないので、気を引き締めて準備をしましょう。

 

学費と奨学金制度

学費と生活費

在学期間は平均して1年から3年になりますが、選択したコースや、既に取得している学位によっては在学期間は短縮されることもあるため、ここでは1年間の学生生活で必要な金額を紹介します。

 

まず学費ですが、オックスフォード大学の授業料はどのコースを選んでも1年間で3万903ポンド(1£=134円換算: 約414万円)必要です。

次に生活費ですが、学生は所属するキャンパス内の学生寮で住む事になります。寮費は光熱費は込みで月130ポンド(約17,420円)なので年間で21万円程度になります。

それに加えて、大学で必要な書籍代が3,500ドル(約38万円)と食費や交通費などを含む生活費(100万円程度)を合わせると約160万円程度になるので、学費と合計すると年間で550万円程度が必要になります。

 

Oxford scholarships

学部生、院生共にオックスフォード大学の申請をする際に一緒に申請することができます。

経済的な情報を記載して、条件に該当している学生は1000ポンド以上(13万4000円)の支給を毎月支援を受けることができます。

またこの制度は受験時の成績も加味されるため、オックスフォード大学からの奨学金を受けたいのであれば、GPAやGRE、英語資格のスコアはなるべく規定点より高い点(ほぼ満点)であることも条件に加えられます。オックスフォード大学の用意する奨学金は申請すれば必ず給付される制度ではないので、経済的に奨学金が必要な際は日本の機構を利用した方が現実的かもしれません。下記に日本学生支援機構(JASSO)のリンクも記載しているのでそちらも参考にしてみてください。

 

参考元:

http://www.ox.ac.uk/admissions/graduate/fees-and-funding/fees-funding-and-scholarship-search

https://www.jasso.go.jp/index.html

 

著名な卒業生

  • Clive Staples Lewis(小説家: ナルニア国ものがたり著 / 1955年 古典語博士号(PhD)取得)
  • Roger Bacon(哲学者 / 1223年 神学博士号(PhD)取得)
  • Hugh Grant(俳優 / 1984年 英文学博士号(PhD)取得)
  • Thomas Edward Lawrence(考古学者 / 1910年 古典語修士号(MS)取得)
  • Anthony Charles Lynton Blair(第73代イギリス国主首 / 1913年 法律博士号(PhD)取得)

参考元:

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_University_of_Oxford_people

 

トリビア

オックスフォード大学といえば、映画ハリーポッターのロケ地としても有名です。映画の舞台となるホグワーツ魔法学校はオックスフォード大学の施設をセットとして使用しました。そんな映画のロケ地として、オックスフォードのカレッジの中で最も有名なのが、「クライスト・チャーチ」です。

 

オックスフォード大学はオックスフォードに点在する39のカレッジの総称で、「オックスフォード大学」という建物やキャンパスがあるわけではありません。このクライスト・チャーチも名前だけ聞けば教会ですが、オックスフォード大学のカレッジのひとつであり、ホールや大聖堂など様々な棟などからなる複合建築です。今回はそんなクライストチャーチについて少し紹介します。
 

 
クライストチャーチの魅力と歴史

クライストチャーチは、イギリス、オックスフォード大学の最大かつ裕福なカレッジで、敷地内にある38のカレッジの中でも最も多くの資金を注がれて建設されています。また、度々募られる寄付金の額も群を抜いており、2003年には概算で1億7,500ポンド(370億円)の寄付があり、その資金は映画などでも有名な大聖堂の修繕に当てられました。

 

オックスフォード大学の中でもこのクライストチャーチは伝統あるカレッジとして知られています。建物の規模、内装がとてもクラシカルでイギリスの歴史を感じさせる独特の空気感に名のある映画監督も魅了され、ハリーポッターシリーズ以外にもイーヴリン・ウォー監督の「ブライヅヘッドふたたび」や、ルイス・キャロル監督の「不思議の国のアリス」などの舞台にもなっています。

建築構造も世界から高く評価されており、アイルランド国立大学ゴールウェイ校、シカゴ大学のハッチンソン・ホールを含む多くの大学に模されていたりもします。ニュージーランドの南島にあるクライストチャーチという地域があるのですが、このカレッジに因んで名づけられたとされていて、街の雰囲気がとてもよく似ています。

観光地としてもとても有名なカレッジなので、ぜひ一度実際に訪れて見ることをお勧めします。この大学に入学したいという気持ちがより高まるでしょう。

 

まとめ

イギリスではケンブリッジ大学と並び最高の教育機関と称されるオックスフォード大学。世界の大学ランキングでも度々1位を獲得するその水準の高さから、名実共に世界一の教育機関であることは揺るぎのない事実です。

1000年近い歴史と、世界でも有数の規模をもつキャンパスの広さは大きな魅力で、そこで過ごす時間はあなたの人生に大きな改革をもたらしてくれることでしょう。
 

オックスフォード大学に合格したLIBERTY受講者の声

【Akiko Miyataさん】

オックスフォードとロンドン大の大学院合格!半年…

IELTS 目標達成 / TOEFL 目標達成 / 海外 難関名門大学院


Akiko Miyataさん

 

 

オックスフォード大学への留学を目指しているみなさんへ


 
オックスフォード大学をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

 

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

 

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。

なお、本記事に記載されているTOEFLやIELTSの基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFLやIELTSのスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。

目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

 

さてLIBERTYでは日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。

日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な型でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。

LIBERTY独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

 

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し

②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び

③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

 

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。

 

またLIBERTYでは「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

 

その理由は主に2つあります。

 

①TOEFLやIELTSなどの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない

 

一般的なTOEFLやIELTSの対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。

その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL力やIELTS力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。

 

LIBERTYでは過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

 

留学後に使える英語を学ばないと意味がない

 

試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

 

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。

LIBERTYでは実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

 

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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