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MIT – マサチューセッツ工科大学|TOEFL・IELTSスコア

マサチューセッツ工科大学(MIT)

77 Massachusetts Avenue, Cambridge, MA 02139 USA

LIBERTYランキング 1位

概要

マサチューセッツ工科大学、通称MIT(Massachusetts Institute of Technology)は1865 年にアメリカのマサチューセッツ州に設立された私立の工科大学です。キャンパスがあるケンブリッジ市には同じく全米屈指の名門校・ハーバード大学があります。両校の学生による合同研究も盛んに行われており、世界最高水準の教育を受けられる機関としての呼び声も高いです。

 

Times Higher Educationによると、2020 年度のアメリカの大学ランキングでは3 位、世界ランキングでは5 位となっています。
参考元:

https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states

 

また、この大学はランドグラント大学(Land-Grant University)に属しており、大学の設立当初に州から受けた約700 万ドルにおよぶ援助金を施設建設や設備費用に当てています。その額は現在の価値にしておよそ112 億円で、これはマサチューセッツ州にあるどの機関よりも高額な援助金になります。このことからも、MIT は設立当初からアメリカ政府の期待が大いに寄せられている大学であることがわかります。

建築や経営、工学を中心に34 の学部が存在し、どの学部も入学の際に求められるスコアの水準も非常に高く設定されています。合格率は毎年約8%ほどです。

経営や理工学に関する教育において世界一の教育を受けることができるMIT。
本稿ではこの大学に入学するための手順と必要条件、学費や奨学金の制度まで細かく紐解いて行きます。

 

【早見表】※学部の入試情報における早見表です。大学院入試は後述情報をご参照ください。

テストスコア GPA* 3.96
ACT* 34-36
IELTS 7.5
TOEFL/iBT 100+
SAT* 1500-1570
アメリカ大学ランキング* 3位
世界大学ランキング* 5位
学費+生活費* $70,000/年
平均奨学金* $12,000/年
合格率* 8.2%

*大学院受験ではなく大学受験における情報です。難易度や費用の目安として参考にしてください。

参考元:
https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-united-states

 

大学院で必要とされる英語力


 
MIT の大学院では、学生の60%がアメリカ人、残り40%が留学生や外国籍の学生ですが、そのうち27%はアジア人であり、その比率は年々上がっています。

また、理数系の学科がほとんどを占めているのですが、男女比率は6:4 と、他の理系大学と比べて女性の生徒が多いのが特徴です。

共通言語は英語で統一されており、当然、授業も全て英語で行われる為、日常的なやりとりに加えて
専門性に特化した高度な語学力も求められます。
英語が母語でない学生には英語力を証明するスコアの提示が求められており、英語力のボーダーラインは以下の通りです。

School/Program

学科(大学院)

Minimum Required Scores

必要とされる英語資格の点数の最低スコア

TOEFL iBT IELTS (Academic)
Aeronautics and Astronauts

航空学と近航空宇宙工学

100 7.0
Architecture

建築学

100 7.0
Biological Engineering

生物工学

7.0
Biology

生物学

90 6.5
Brain and Cognitive Science

脳と認知科学

90 7.0
Center for Real Estate

不動産学

100 7.5
Chemical Engineering

化学工学

100 7.5
Chemistry

科学

100 7.0
Civil and Environmental Engineering

土木環境工学

100 7.5
Comparative Media Studies /Writing

比較メディア研究

7.0
Computational and Systems Biology

計算生物学とシステム生物学

95 6.5
Computation for Design and Optimization

最適計算設計科

7.0
Computational Science and Engineering

計算科学工学

7.0
Earth, Atmospheric and Planetary Science

地球惑星科学

100 7.0
Economics

経済学

100 7.0
Electrical Engineering and Computer Science

電気工学およびコンピューター化学

100 7.0
Harvard-MIT Health Sciences and Technology

ハーバード-MIT 健康化学技術

100 7.0
MIT History, Anthropology, and Science, Technology, Society

歴史学・文化人類学・科学、技術、社会

90 7.0
Institute for Data, Systems, and Society

データシステムおよび社会研究所

7.5
Integrated Design and Management

統合設計管理学

7.5
Linguistics and Philosophy

言語学および哲学

90 6.5
Materials Science and Engineering

材料科学および工学材料

7.0
Mathematics

数学

6.0
Mechanical Engineering

機械工学

100 7.0
Media Arts and Sciences

情報芸術および情報学

7.0
Microbiology

微生物学

7.0
MIT Sloan Executive MBA Program

MIT スローン・エグゼクティブ・MBA プログラム

Not required Not required
MIT Sloan Fellows Program

MIT スローン・フェロー・プログラム

100 7.5
MIT Sloan Master of Science in Management Studies

MIT・スローン・経営科学修士研究

Not required Not required
MIT Sloan MBA Program

MIT・スローン・MBA・プログラム

Not required Not required
MIT Sloan PhD Program

MIT・スローン・博士号・プログラム

90 7.0
MIT-WHOI Joint Program in Oceanography / Applied Ocean Science and engineering

MIT-WHOI 共同プログラム:海洋学、応用海洋科学および工学

100 7.0
Nuclear Science and Engineering

原子力科学工学

90 7.0
Operations Research Center

オペレーションズ・リサーチ・センター

100 7.0
Physics

物理学

100 7.0
Political Science

政治科学

100 7.0
Science Writing

サイエンス・ライティング

100 7.0
Supply Chain Management

サプライ・チェーン・マネジメント

100 7.0
System Design and Management

システム設計管理学

90 7.5
Technology and Policy Program

技術政策プログラム

7.5
Transportation

交通科学

100 7.5
Urban Studies and Planning

都市研究および都市計画

100 7.0

参考元:
MIT ISO
COLLEGESIMPLY

TOEFL はiBT、IELTS はAcademic module のスコアが対象になります。基本的にはいずれも正答率9割がボーダーラインになっています。これに加えてSAT(Scholastic Assessment Test)と呼ばれるテストスコアも必要で、Math(数学)もしくはScience(理科)を提出することが必須となっています。(一部学科は除く。)

 

出願から合否発表までの流れ

オンラインで出願が可能

近年はオンライン環境も整い、アメリカの多くの大学では出願から合否発表までインターネット上で全てを完結させてしまえることも多いです。MIT も例外なくオンラインでの出願窓口は完備されており、全ての手続きをインターネット上で終えることが可能です。
MIT の公式HP に用意されている出願フォームにデータ化した必要書類をアップロードすることで出願は完了します。

 

出願書類
一般的にコースで必要になる書類は次のとおりです。

・願書(オンラインの申請フォームを入力します)
・受験料($75 程度)
・学位の証明書(学部のもの)
・推薦状(3 通)
・GRE(アメリカの大学院出願にあたって求められる共通試験です)
・英語力の証明書(TOEFL またはIELTS スコアが求められます)

注意
・ほかにも志望動機書など、各コースによって必要書類が異なる可能性があるので、必ずご自身で確認しましょう。
・必要となる書類は年度によって変わる場合や、出願が始まってから書類が追加になることもあります。
必ず書類の作成前と出願前に、各コースのウェブサイトで募集要項を確認しましょう。

 

英語原文
The 2019-2020 online application is scheduled to open on September 15 and close on December 15, 2019:Start Application

Your application is considered complete when you successfully submit all of the following requirements by the application deadline, December 15:

• Department of Economics Online Application
(Submit by December 15)

• $75 Application Fee
(Pay by December 15. Please see details below for waiver eligibility)

• Scanned Copy of College Transcript(s)
(Please upload one copy of each transcript from all universities you have attended. We don’t require original official transcripts until after a student has been admitted to the department. If you’re admitted to the program,we’ll require you to have an official copy of your transcript(s) sent to us from the university’s registrar. Your transcript will be verified upon receipt and any discrepancy between the transcript you uploaded and the official transcript will result in a withdrawal of our offer of admission)

• Three Letters of Recommendation
(Letters must be submitted/uploaded by the letter writers by December 15. Please send the email request to your letter writers via the ‘Letter Status’ section in your application)

• GRE General Test Score
(Official scores must be received by December 15. Applicants have the option of uploading a copy of their scores on their application, but we still require that the official scores be sent to our office either via mail or electronically by the application deadline, December 15)

Please note:
For individuals testing on or after July 1, 2016, GRE test scores are valid for five years after your test administration date. For example, scores for a test taken on July 3, 2016, are reportable through July 2, 2021.For individuals who tested between August 1, 2011, and June 30, 2016, GRE test scores are valid for five years after the testing year in which you tested (as indicated in the GRE® Information and Registration Bulletin from that testing year). For example, scores for a test taken on May 15, 2015, are reportable through June 30, 2020. GRE scores earned in July 2011 are reportable until July 31, 2016.

• TOEFL OR IELTS Test Score (either one) for International students whose native language is not English
(Official scores must be received by December 15. Applicants have the option of uploading a copy of their scores on their application, but we still require that the official scores be sent to our office either via mail or electronically by the application deadline, December 15. Please see details on our FAQ page for waiver eligibility)

(「MIT Graduate Admissions」ウェブサイトの「Applications」ページより抜粋)
「MIT | Economics」ウェブサイトの「Graduate Program Online Application $ Requirements」ページより抜粋)

 

提出期限
年に2度の入学受け入れがあり、春入学(2 月)と秋入学(9 月)があります。

春入学(2 月)
•書類の提出期限:11 月15 日
•合格発表の期間:12 月中旬

秋入学(9 月)
•書類の提出期限:3 月15 日
•合格発表の期間:5 月中旬

春入学は秋入学よりも公募が始まる期間から締め切るまでの期間が短いので、春入学を考える際は早めの準備を心がけましょう。
特にアメリカに在住していない場合はインターネット上での申請になる為、手続きの方法を間違えたり書類が不足していたとしても誰も直接指摘をしてくれません。しっかりと申請方法を確認して、慎重かつ早めに書類を揃えていくことを推奨します。

 

MIT の合格率


 
世界中から選りすぐられた若き才能が集う最高峰の難関校であるMIT の合格率は約8%程度と言われています。 またこれは上記で述べたとおり春入学と秋入学を合わせた割合なので、一度の公募で合格できる割合は4%程度になります。
毎年4,000 人以上が出願する留学希望者の中、それぞれの入学時期に合格できるのは150 人以下になります。(年間通して300 人ほど。)

 

学費と奨学金制度

4年間の学費と生活費
MIT はランドグラントの大学の一つですが、学費は高めに設定されていて、東京大学の5倍以上の金額がかかります。
MIT の4 年間の学費は約4 万1000 ドル($1=110 円換算:約451 万円)とされていて、4年間のアメリカでの生活費(居住と生活費で年間で約300 万円)も含めると1600 万円程度は必要だと見積もっておきましょう。

MIT-CSS 奨学金
授業料が非常に高額なMIT ですが、奨学金の制度もきちんと存在します。在学中の学生の実に59%が奨学金の制度を受けています。
申請はCSS と呼ばれる学生援助機構のプラットフォーム上で行います。自身の経済状況等のプロファイルを記載するとコンピュータが自動で奨学金を受けれる対象がどうかを判断される仕組みになっていて、CSS のフォームは在学生であれば誰でも申請可能です。
基本的に収入の少ない人は申請が通りやすく、奨学金を申請する学生の給与期間は4 年間ですが、初年度に限っては返済不要の奨学金を得ることができます。2 年目以降はローン(返済が必要)になりま
す。

参考元:
https://sfs.mit.edu/undergraduate-students/types-of-aid/mit-scholarship/

 

著名な卒業生

• Buzz Aldrin : 宇宙航法学|博士号(PhD)| 1904年 卒: 職業「アポロ11 号に搭乗した宇宙飛行士」
• Ben Bernanke : 経済学|博士号(PhD)1979 年 卒: 職業「経済学者(第14 代FRB 議長)」
• Kofi Annan : スローン・スクールMBA|科学修士(M.S.) |1972 年 卒: 職業「国際連合事務総長」
• Richard Feynman : 物理学|博士号(PhD)| 1939 年 卒: 職業「 物理学者(ノーベル物理学賞受賞)」
• Robert John Aumann : 大学院数学 | 修士号(M.M.) | 1952 年 卒: 職業「 経済学者」

参考元:
https://en.wikipedia.org/wiki/Massachusetts_Institute_of_Technology

 

トリビア

MIT は理工学部に特化した大学である為、自分のことを「変人」や「化学オタク」と自虐する学生も多いそうです。
そんな学生たちの想像力は常人には考えつかないユニークなものであり、世間をアッと驚かせたりして度々世界で話題を呼ぶニュースを作ってきました。
そんなMIT の学生の遊び心を代表するのが「ハック」です。
ハックという言葉は日本ではIT を用いた反社会的な行為を指したりしますが、MIT においては、ユーモアにあふれる粋なイタズラを指します。それは他人に迷惑をかけず、心をときめかせるような行動や発想です。
今回は一つだけそんな心躍らせるハックの話を紹介します。

 

建物の上のパトカー

1994 年のある朝、「グレート・ドーム」と呼ばれるMIT のキャンパス内でシンボルとなっている建物の屋根の上にパトカーが停車していました。

その建物は半球状の屋根になっていて、高さは40 メートルほどありました。
その非現実的な光景に野次馬の学生や教員はもちろん、マスコミも大勢集まり、揚げ句の果てには取材のヘリコプターも飛んできたそうです。さてこのパトカーですが、実はニセモノ。精巧に作られた実物大模型で、学生たちが夜にこっそり屋根に登って組み立てたものだったのです。


参考:https://www.cambridgeusa.org/insider/post/mit-hacks-part-two

スケールが大きいだけではなく芸も細かく、パトカーのパトライトがちゃんと点滅したり、車内には警察の制服を着たマネキン人形が置かれていたそうです。
このパトカーはその日のうちにグレート・ドーム からは撤去されたのですが、現在もMIT の32 号館で展示されています。

MIT の屋上は全て施錠されており、立入禁止です。細かいことを言えばハックは法律や校則を少し破っているのですが、大学側は至って寛容で、いちいち目くじらを立てて犯人探しなどしません。屋根に
何かが載せられるたびにそれを解体し撤去するのは施設課の人たちですが、彼らも好意的です。
ハッカーたちも彼らなりの「マナー」を心得ていて、屋根に物を乗せる際、その解体方法を書いた丁寧な手紙を施設課に送るのが決まりになっていたりするのだそうです。

このような遊び心こそがMIT の学生が愛する「ハック」なのです。
MIT に入学すればこのような遊びの光景を現実に見られるかもしれませんね。もしくはあなたも誰かの心を「ハック」する側に回ることになるかもしれません。

 

まとめ

理工科の大学としてMIT は物理や数学、経済研究の分野においては他の理工科大学と比べても群を向いて高水準です。
実績としても多くの著名人を排出し、MIT の卒業生のノーベル賞の受賞数も世界のランキングに常駐でランクインしています。
有能な人材を数多く排出しているこの大学は、理系大学としての実績において名実ともに世界屈指の教育機関であることは間違いありません。

入学するには高い関門に違いありませんが、その努力に対して十分な見返りはあり、挑戦する価値は大いにあります。

 

MIT に合格したLIBERTY受講者の声

【M. Wadaさん】

 

待望のMIT(マサチューセッツ工科大学)に大学院合…

TOEFL 目標達成 / 海外 難関名門大学 / 海外 難関名門大学院


M.WADAさん

 

MIT への留学を目指しているみなさんへ


 
MIT をはじめとする世界のトップ大学への進学は当然簡単ではありませんが、決して不可能ではありません

現在のあなたの目標の点数まで「あと一歩!」というところでしょうか?それとも「まだまだ遠い…」といったところでしょうか?

いずれにしましても正しい方法で英語を勉強していただければ、誰でも問題なく高い英語力を獲得して目標を達成することができます。
なお、本記事に記載されているTOEFL やIELTS の基準スコアを満たさなければ入学対象にもなりません。海外の大学、大学院への進学にはTOEFL やIELTS のスコアを獲得する他にもエッセイや履歴書の用意など出願の準備が必要です。
目標としている大学、大学院への合格を目指すのであれば、まず短期間で確実に必要なスコアの獲得を目指しましょう。

さてLIBERTY では日本人が苦手とする最大の理由は日本の英語教育にある、と考えております。
日本の「試験対策としての英語教育」では、どれだけ優秀な方でもなかなか英語を使いこなせるようにはなりません。
LIBERTY 独自の英語教授法である『グラマーテーブル』では…

①日本語と英語の間にあるギャップを解消し
②英語をマスターするために不可欠な英語の根幹部分を学び
③アカデミックな英語に必要な語彙力、理論構成、レトリック( 言い回し)を体感的に学ぶことができる

…ため、現在の英語力に関係なく短期間で高い英語力を習得することができます。
またLIBERTY では「試験のための英語」ではなく、「根本的な英語力を高めるための英語」を学ぶことが重要であると考えております。

その理由は主に2 つあります。

①TOEFL やIELTS などの英語試験は単純な試験対策テクニックではスコアが伸びない
一般的なTOEFL やIELTS の対策学校では過去問の分析や試験テクニックでスコアをあげようとしています。
その結果として多少はスコアを上げられるかもしれませんが、それはTOEFL 力やIELTS 力が上ったというだけであり英語力が上ったわけではありません。
LIBERTY では過去問対策も当然行いますが、まずは盤石な英語力を身につけ、その結果としてスコアを上げるという逆のアプローチを採っています。

②留学後に使える英語を学ばないと意味がない
試験テクニックを学んだところで、実用的な英語を習得せずに留学をしてしまうと授業についていくことができずに苦労してしまいます。海外の大学や大学院ではただ出席するだけではなく、積極的なディスカッションへの参加やエッセイの提出を求められます。留学してからも通用する英語力を身に付けなければ英語を学ぶ意味はありません。

目標とされている大学や大学院への進学にはまずは高い英語力の獲得が不可欠です。
LIBERTY では実用的でアカデミックな英語を体感的にわかりやすく教えているため、必ずお役に立てると思います。

よろしければまずは一度無料のカウンセリングにお越しいただいてみてはいかがでしょうか?

世界のトップ大学に進学するためには高いTOEFL/IELTSのスコアはもちろん、留学先でも実際に使える「本質的な英語力」の獲得が不可欠です。
現在の英語力は問いません。まずはお気軽にご相談ください。

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